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澤上篤人「俺の本棚」

2014.04

古代への情熱 ーシュリーマン自伝ー

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「古代への情熱
シュリーマン自伝」

シュリーマン著
新潮文庫
 

40年ちょっと前のこと。世界有数の運用会社でアナリストとして日本企業のみならず、世界の主要企業の分析レポートを書きまくっていた。
 
当時のヨーロッパや米国には、とんでもないレベルのアナリスト達がゴロゴロしていた。彼らに負けるものかで、これはと狙いを定めた企業の過去10年20年の経営状況を徹底的に調べては、10年先の予想財務諸表を作成したりで、毎日16時間は仕事をした。
 
まだ一人者だった気楽さもあって、文字通り仕事漬けの毎日。というか、白人社会の間で唯一のイエローだったので、圧倒的な実力差を見せつけなければ認められない。逆に、大きく伸びれば、信じられないような昇進が待っていた。
 
もっともっと頑張ってやろうと、土曜も日曜もなしでアナリスト稼業にのめり込んでいったわけ。今月号から不定期で草刈と企業経営者の対談記事を掲載いたします。第一回は会長の澤上との対談、さわかみファンドの投資意義について熱く語りました。主体的に行動(投資)するとは弊社の理念としてよく耳にしますが、「世界をリードするパイオニアとなる事に、さわかみの存在意義がある」という言葉に会社としての社会的責任を感じました。世界経済を前に「次世代の為に未来を変えていく」というと個人の力は微力ではないかと思いますが、さわかみファンドを通じ、投資先企業を通じ未来を変えていくことは不可能ではないと私も信じています。澤上と草刈が目指す投資の方向性を改めて確認する機会となりました。(福島)
 
そんな中、毎日の遅い夕食はワインとチーズにパン、それとオレンジを肴に読書と洒落込んだ。これが一瞬の息抜きであり、自然とロマンを追いかける書物が中心となっていった。
 
いろいろ読み漁っては、数字データや論理でパンパンの頭を冷やしたものだ。そのひとつが、本書の「古代への情熱」である。
 
子供の頃、ギリシャ神話に魅せられたシュリーマンは長大な人生プランを建てた。先ずは語学を学び貿易で財を成し、その資金を元手に長年の夢であったトロイ遺跡の発掘に向った。
 
読んでいるうちに息抜きどころか、シュリーマンの人生をかけた夢への挑戦に、やたら興奮させられたのを覚えている。




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