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企業対談

2015.02

『世の中の動きからシーズを育てニーズを追いかける』 メック株式会社(2ページ目)

情報インフラの拡大でニーズが高まるメックの技術
 
 金属と樹脂の接合というのは自動車メーカーでも重要な課題の一つとなっています。御社の薬品が使用される分野というものが、電子部品からさらに広がっていく可能性はどうお考えですか?
 
 自動車は将来のために力を入れて取り組んでいます。樹脂と金属を接合するパーツが多くありますが、現在は接着剤やネジとパッキンを入れるなど多くの工程を経ています。これを直接接合すればかなりの工程を簡略化できます。軽くする、封止する、工程を単純化する。軽量化が求められる中、多数の自動車関連の企業から開発案件の相談を受けています。日本だけではなく欧州からも話はきていますから、将来の市場拡大に期待しています。
 
 今後は自動車の電子化がさらに進むことが予想されています。環境性能、安全装置、自動運転等を考えると更なる電子部品が搭載されるでしょう。そういった面でも需要は拡大すると言えるのではないでしょうか?
 
 自動車は期待が持てる大事なアイテムです。後はIoT※、良かれ悪しかれインターネットが支配する時代になってきています。技術的には以前からも可能でしたが、実際には移行に時間がかかっています。法整備の進捗とともに自動車を含めたIoTも今後本格化してくると思います。そうなると信号のやりとりもスピードが上がり、情報量も増えると同時に解析してフィードバックするという膨大なインフラが必要になってきます。定量化は難しいですが新たな市場が生まれると大きく期待しています。我々は研究開発とマーケティング力を磨き、できるだけそういったものに先回りして世界中の皆さんのお役に立てるよう、しっかり物事を観察、分析、予測していきます。
 
 ところで、製品化にあたって御社ではどういった部門が今後のニーズを予測するのでしょうか?
 
 月に一度、研究開発の議論の会を設けています。そこでは研究の検証の仕方などを議論し、先々の予測も話し合いを行います。また商品企画開発のミーティングでは営業部門、生産部門と共にトータルマーケティングの品質会議をしています。その中で予測も含め、将来の当社の全体的な品質のあり方を決めていきます。
 
 営業の方が顧客のニーズを汲んで技術者がそのフィードバックを基に研究開発をする。シンプルですが情報交換し実現するまでに時間がかかると思います。薬品が最終製品になるにはどれくらいの時間がかかるのでしょうか?
 
 ちょっとした改良ですと1年程度ですが、CZのような大型新商品というものは数年はかかります。開発、環境負荷試験や製造起ち上げでお客さんにご紹介するまでに色々な失敗もしながらデータを得ます。紆余曲折あってノウハウが蓄積され、年月をかけて花咲くというケースです。棚にしまってあるような技術もありますね。

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