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企業対談

2015.04

『需要家の満足が掴むべき実体』 TOTO 株式会社(2ページ目)

20年間分の満足から次に繋げる
 

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最高投資責任者 兼
ファンドマネージャー
草刈 貴弘

 今、エコリモコンというお話がありましたが、エネルギーを取り出して生かす「エネルギーハーベスティング」という技術はとても注目されていますね。振動で発電して自動改札機を動かすとか、研究は沢山されていますが実現化が難しいようです。そんな中、トイレというのはエネルギーハーベスティングの一つのイノベーションだと思うのですが。
 
 USシステムといって、パブリックトイレで男性用小便器から立ち退くと自動的に水が流れるシステムがあります。今となっては当たり前に使われている技術ですが、導入された当時は、自動的に水を流すなんて水の無駄遣いなんじゃないか、もっと安く作れないかと色々と議論したものです。使用後に最小限の水量で洗浄する、効率的で衛生的な設備ということが理解されたのは、発売されてからずっと後のことです。このシステムは、最初は電池で動かしていましたが、現在は水が流れる力を利用して自己発電しています。便器に座る重力だってエネルギーとして使えるのではないかと議論しています。要は楽に手入れできて、キレイに長持ちさせたいということです。
 

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TOTOの技術
きれい除菌水
水道水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作られる「きれい除菌水」で見えない汚れを自動で分解・除菌します。除菌水は薬品や洗剤を使わず、水道水から作られます。時間が経つと水に戻るので、環境にやさしいのが特長です。

  イノベーションといえば、「ベッドサイド水洗トイレ」という商品には、イノベーションが詰まっています。体が不自由になっても最後までこだわるのは「自分でトイレに行きたい」ということです。それは人間の尊厳に係わる部分なので、その想いをなんとか実現できないかと試行錯誤し、まずは技術を確立させました。とはいえ課題はまだまだあります。大きい、重たい、まだ値段が高い等。でもまずは世に出してみよう、やってみようと課題を招来する文化がTOTO にはあるのです。自分自身が消費者でもあるので、こうしたいというイメージをはっきり持てるのが恵まれた環境ではないかと思います。
 
  私達の商品は、去年から今年にかけて劇的に変わるものがあるかといったら、そんなにはありません。何か月も何年も使っていただいて初めてTOTOの商品の良さをわかっていただけます。問題は消費者の皆さんに選んでもらう機会が10年に1度、20年に1度しか訪れないということです。20年間不満足で使った場合、絶対に次に指名してもらえません。20年後にご家族や親戚の方にTOTOは良かったよと言ってもらえるように、サービスも含め追及していくのがTOTOの姿勢です。
 

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