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企業対談

2015.04

『需要家の満足が掴むべき実体』 TOTO 株式会社(5ページ目)

消費者に対して真摯であり続ける
 
 投資の話ですが、一般の投資家は投資の時と消費の時では選択の仕方が違います。消費者の時はいいものを選びますが、投資家になった時は株価しか見えなくなってくる。でもそれはちょっと違うのではと我々は考えています。消費者として企業を素晴らしいと理解していて、投資家としても消費者としても長期的に応援したい。そのような人達が増え、投資ができるような環境にしていきたいと考えています。
 
 そうですね、ただリフォームや新築する時にしか需要がありませんので、皆さんがTOTOのことを思い浮かべるのは20年に1度くらいです。私達は、消費行動と投資行動が一緒になるのは難しいと思っていますが、一方で企業のスタンス次第で乗り越えられるとも思っています。TOTOがあらゆる所で企業理念をお話しさせていただいているのは、どのような姿勢でモノづくりをしているかを理解していただくためです。社会的な責任を果し、そういう姿勢が社員教育にもしっかり浸透しているからこそ、社会からのバッシングや不祥事のリスクも減ります。それが、企業が長く続いていくことに繋がるのではないかなと思います。
 
  飛躍的に売上げは伸びていかないかもしれない。見方によっては消極的かもしれない。けれど、消費者を世界規模で裏切らないということ、消費者に対して真摯であり続けることが大切だと思っています。
 

 

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TOTO株式会社
代表取締役 社長執行役員
喜多村 円様
 
1957 年福岡県生まれ。1981 年に長崎大学経済学部卒業後、東陶機器(現TOTO)入社。製造グループ会社、販売グループ会社を含め、経理・管理業務を歴任。2006 年に執行役員経営企画部長、2011 年に取締役に就任。2014 年4 月から現職
 

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