企業訪問ツアー

2014.02

TOTO(株)

2013年12月19日訪問(北九州市小倉北区・小倉第一工場)/最高投資責任者 草刈 貴弘

 

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現代人が必ず毎日利用するトイレ。何気なく使っていますが、今回の企業訪問ツアーにて、「日本人の衛生環境を変えようと私財を使って事業を起こした創業者」、「その意思を受け継ぎ続けている企業文化」、「優れた製品を消費者に届ける為に見えない箇所にまでこだわり続ける職人魂という思い」の部分と、「それらを実現しつつ効率的な生産に繋げる為に高い技術力」が存在することを見せつけられました。
 
衛生陶器が存在しない国内において事業を拡張するために、まずは陶器の技術を利用し洋食器等を販売することによって、世間が同社に追いつくまで待っていたことやR&Dの費用を捻出していたという創業期のいきさつは、まさしく長期投資のお手本とする姿です。これは現在においても、節水効率の高い製品を生み出し、主に海外で厳しくなる節水規制への対応であったり、自動水栓の中に水力発電を組込み停電時でも利用できたり、光触媒を利用して空気を浄化する塗料の開発など、常に将来を見据えたR&Dという形で息づいています。
 

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成形した陶器の焼成後の変化

陶器は成形し釉薬を吹き付けてから窯で焼成します。ということはおよそ30%も大きさが変わってしまいます。それを予想した成形や、窯に入れる角度なども計算に入れなければならず高い技術力が必要です。製品自体も30㎏程あり、成形過程では男性が二人で組み上げなければならないほどですので、完全自動化された工場とは対極の人手と手間と職人技を必要とします。また、陶器の性質上、工業製品のように品質を均一にすることが難しい為、全品検査によって高い品質を保っています。我々にはわからないような細かな点や音による検査に至るまでが職人技の集合体でした。それ故に設備は自社設計がほとんどということで、同社の職人技・技術力に並ぶ参入障壁と言えるでしょう。
 
世界にはまだまだ衛生陶器の需要が広がっています。日本の誇れる衛生がこれからも世界を綺麗に変えていきます。
 

 

参加されたお客さまの感想
 
●たくさんの方達の手を経て、一つ一つの物が出来上がってくる様子が見られて、感動しました。またみなさんが良く挨拶されるのが好印象でした。
●身近に使用しているTOTOさんの商品でしたが、今日見学をして製作過程などを知り、更に身近に感じるようになりました。
●自宅のトイレと風呂が御社の製品です。長期間使うものです、機器の長期保証をお願いします。陶器は問題ないと思いますが、水流や温度を管理する機器が不安です。
●地元の企業でもあり、今回の見学を機に御社への見方が大きく変化しました。手作業があることを知り、感動いたしました。「工業品であると同時に工芸品である」の言葉は印象的でした。
●他社に比べて価格が高いのは、汚れにくくするなど色々と工夫(セフィオンテクト等)をされている点だとわかりました。
●手作業もかなりあることに驚きました。投資の有無にかかわらず一生お世話になるかと思います。




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