20周年記念感謝祭レポート

群馬 2019.10.06 さわかみファンド20周年記念感謝祭実施レポート

さわかみファンド20周年記念感謝祭 in 群馬・高崎

開催日時
2019年10月06日(日) 14:00~16:00
実施会場
高崎白金ビル
参加人数
54名

申込者のほぼ全員が参加。懇親会の最後まで大いに盛り上がる

さわかみファンド20周年記念感謝祭は関東から始まることもあり、関東組メンバーはほぼ毎週集合。「どうしたら思い出に残る素晴らしい会を開くことができるか」。ひとえにこのために、アイデアを出し合い、議論を重ねてきた。

私は群馬県前橋市出身。それで群馬県高崎会場の担当に。本年6月末に銀座にある群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」を訪ね、売れ筋商品を徹底的に聞き込み調査。メンバーにも味見してもらうべく、自費でお酒と特産品を購入。しかし、あろうことか、お酒は自宅で飲み干してしまったため、特産品のみ、7月の関東組会合でメンバーに味見をしてもらった。

高崎会場はゴミの回収が出来ないため、ゴミの回収先を確保することが対処すべき課題の一つであった。
そのため、9月末に一度現地に入り、お酒と食べ物の下見を行い、調達するお店とゴミの回収先を確保。その際に、関東組メンバーの「健康」「交通の安全」「会の成功」を祈念すべく、榛名神社(群馬県が誇る関東屈指のパワースポット)と伊香保神社に赴き、念入りに参拝。

当日は11:30に5名が高崎駅に到着。会場設営は、前日茨城で実施したばかりであったことからも、皆手際よく、あっという間に終了。受付もスムーズで、周年旗も社長が声掛けしたこともあり、多くの方が書いてくれた。社長の本を椅子の上に置くことで、早く到着した方が暇を持て余さないための工夫もこらした。会長を見つけて飛びつかんばかりのファンド仲間も多く、会が始まる前の段階からすでに盛り上がっていた。会場の狭さが一体感を醸成した。

前半の勉強会では

会長・社長・最高投資責任者のトップ3が揃い、司会は名手の大澤大先輩。

開会前から、ファンド仲間の期待と興奮は最高潮。冒頭、大澤からのバトンを受け、用意した特産品(旅がらす、七福神あられ、群馬県で初めてお土産大賞を取得したお菓子)と地酒(赤城山、谷川岳、群馬泉、巌。川場ビール)を紹介。地酒と地ビールに対する良い反応。熱烈な会長ファンの猛烈な熱量と目力に圧倒された。

1時間、質疑応答。最初の質問は、「他のファンドを踏まえた上での外国株式の組入れに関するもの」。それに対して草刈は「アセットアロケーションの重要性。さわかみファンドは日本企業を応援することを根幹に据えていること。割安かつ集中投資を行っており、外株も割安でなければ買わないこと」などを大変な熱量で説明。

質問は途切れることなく多くの方が手をあげつづけた。前日の茨城会場以上に多くの方が熱心に質問。トップ3もかなりの熱量で答え続けた。予想どおりあっという間に勉強会は終了。周年旗と共に記念撮影。

そして懇親会へ

会長の発声で懇親会が始まると、群馬県出身ということで、たくさんの方に話しかけられた。前日の茨城県とともに、ファンド仲間が来た目的は、同じように感じられた。
「説明ではいくらでもごまかせる、けれど、社員の目を見れば、いろいろなことが分かるから、それを確認しにきた」「さわかみの社員の方は、皆イキイキとしている」「社員の個性が光っている」「みな個性が異なり、個が立っている」

また、茨城でも群馬でも、他県から来ている方が少なくなかった。「本庄」や「熊谷」から来ている人たちが異口同音に、「私、群馬県が好きなの。群馬の人はまじめな人が多いから、群馬会場を選んだの」
会場選びの意識からして、全く違う。

「10年~15年未満保有」のあるファンド仲間に至っては、赤色(15年以上保有)の名刺ホルダの方が多くいることにショックを受けていて、本気で悔しがっていた。そのため私は「普通なら、10年~15年でも大ベテランなんですが、今回は社員も驚くくらいです」とケア。この方も他県から。参加者の多くがこんな感じ。

別の方は、「沼津は良かった、あのときはああだった、こうだった」と。これまでどれだけさわかみのイベントに参加してくれたのだろうかと圧倒された。それにしても、今回のファンド仲間は、普段にもまして、さわかみとの一体感を強く求めている。

また、多くの方に、入社何年目ですか?と尋ねられた。「社員歴はまだ短いですが、会長の本は昔から読んできました」「同じようなものなら書けるくらい読みこんできましたよ」と答えるととても喜んでくれた。

仕事についても聞かれて、「以前は会社の経理で、今はファンドの計理です」「ファンドの計理はちょっと前まで社員2名だったんですよ、3,000億円なのに」と説明すると「大変ですか」「面白いですか」「やりがいがありますね」と。

「大変なのは当たり前。日本有数の巨大ファンドに携われるのは幸せなこと。どうして仕事のプレッシャーに負けることがあるのか分からないという気概でやっていますよ」と答えると、会話がさらに盛り上がってしまい、なかなか離してくれない方が多かった。

「最近、印刷物がカラーになったり、綺麗になりすぎていない? 私は昔の白黒の質素なものが好きだったのに。だからさわかみにしたのよ」と言われ、「いえいえ、紙の質が高まっただけですよ。お金は全然増やしていません。内製力も強いですし。これ以上、値下げしたら業界で誰にも相手にされませんよ」。それでも、なかなか納得してくれない感じ。皆、言葉だけでは説得・納得できない方ばかり。笑顔でにこにこ、目も笑っているのに、求めているものが、想像をはるかに超えていた。

担当者プロフィール

管理部阿部 哲也

担当会場:群馬
群馬県出身 2016年さわかみ投信入社