20周年記念感謝祭レポート

徳島 2020.01.18 さわかみファンド20周年記念感謝祭実施レポート

さわかみファンド20周年記念感謝祭 in 徳島・徳島市

開催日時
2020年01月18日(土) 14:00~16:00
実施会場
あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)
参加人数
33名

徳島県の実施報告です!

こんにちは。中四国ブロック担当の江藤香織です。先日、四国地方一県目である徳島県に行きましたのでご報告させていただきます!

徳島空港には土曜日の午前中に到着し、徳島駅までバスで移動しました。私にとって徳島は初めて訪れる土地です。車窓から見える吉野川はとても優雅で、この地に住むのは素敵だなぁと感傷に浸っていたところ、ふと、過去にさだまさしの小説“眉山”を読んでいつか訪れたかった町であることを思い出しました。今回偶然にも四国ブロック担当となって訪問できたことを嬉しく思いました。

さて、このキャラバンは社長の澤上龍をはじめ、会長の澤上篤人や最高投資責任者の草刈も都合があえばできるだけ参加しています。会長や草刈が来ることはどこにも触れていませんでしたので、当日入口で2人を見て、「会長がいる!」「草刈さんもいる!」と非常に驚かれました。徳島では3名が揃い、ファンド仲間の皆さまには嬉しいサプライズとなったようでした。

自立勉強会は難しい質問が続きました

前半の勉強会では、今までの会場と異なり運用系の質問が集中しました。

・調べれば調べるほど米国株がいいと思うが、もっと組入れてもらえませんか?
・今年1年の相場観は? 日経平均はどうなると思うか?
・国債バブルが弾けて日本の国債が格下げになったら日本は終わるのでは?
・下がったときに一括で購入したいが、どう見極めたらいいか?

これらに対して「米国は株主のために経営している企業が多い。株主だけでなく、働く人や地域のためを考えて経営している企業に投資したいと考えている。(草刈)」「短期的な相場は分からない。分からないものを気にするのではなく分かるもの、つまり20年30年先まで一緒に歩んでいきたい企業に投資をしよう。(社長)」「相場なんて買う人が多ければ上がり、売る人が多いと下がるだけ。はっきり分かっているのは、今、世界中でお金をばらまいていて、浮ついた状態が続くわけがない。(会長)」とお答えしていて、相場よりも企業を見ようよ!という強いメッセージを感じました。

経済のチカラでみんなで社会をよりよくしていこう

後半は懇親会です。いつものように社員5名が加わって軽食を食べながらお話させていただきました。ファンド仲間同士でお話が進み、とにかく明るい懇親会となりました。懇親会中は毎回ビデオをまわしてインタビューをお願いしているのですが、今回も「長期投資は、自分の資産を増やすだけじゃなくて、企業を大きくしていくことに関われてやりがいがある」「経済のチカラでみんなで社会をよくできるという考えがいい」といった素敵なメッセージをいただきました。

私の心に残ったファンド仲間は、80代のお父さまとその息子さんです。息子さんが先に口座開設をされ、お父さまにご紹介してくださったそうです。当日、お父さまより「分配金が出るファンドが流行っていたけど、昔からおかしいと思ってた。息子からさわかみファンドの話を聞いて、分配金は出さないし考え方もよいのでこれはいいファンドだと思って自分も口座開設したんです」と言われました。私はこれまでセミナーで「何故分配金を出さないのか、分配金を出して欲しい」と要望されることが多く、分配金を出さない方がいいと言われる方は非常に稀でした。

お話をじっくり伺ってみると、お父さまは地元企業の経営者の方でした。経営者にとっては、得た利益を再投資して事業を大きくすることはごく普通のことです。ファンドにおいても分配金を出さない方が理にかなっていることを、経営者の視点で評価してくださいました。私たちがこだわってつくった商品設計を、ご理解いただいて選んでくださっていることにとても嬉しく感じました。

徳島はとても明るく素敵な町でした。ファンド仲間の皆さまの笑顔を思い出しながら、これからも日々の仕事をがんばりたいと思います。

担当者プロフィール

情報システム部江藤 香織

担当会場:徳島
山口県出身 2006年さわかみ投信入社
ベアリングとクレーン車をこよなく愛する