『次世代に繋げる130年の歴史』 株式会社 商船三井

 

私達の生活に必要な物資のほとんどを運ぶ海運。
船舶の需給のみならず世界の経済動向を見つめる商船三井の戦略とは。

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草刈 始めに海運業について御社のお考えをお聞かせいただけますか。
田邉 島国で海運立国の日本は、産業振興の為に海外との輸出入を続けてきました。欧州や米国のように自国で生産・消費できる国とは違う、日本の特性があります。日本の海運会社は経済振興の成長過程で、影のように常に日本経済に寄り添い、貿易を支え、産業の基盤を作ってきました。また、少し視線を幅広く持つと、海運というのは世界経済が順調に発展する為に必要不可欠なインフラですので産業としては無くなりません。資源はグローバルに、生産地から消費地へと移動しています。海上輸送は世界の経済発展の下支えのためにこれからも無くてはならないものだと自負しています。

 

草刈 私達もその言葉をいただいて自信につながります。コンテナ船で強い企業は欧州や中国にもありますが、日本の海運会社は特定の船種に限らず世界中でビジネスをされています。他国に比べてなぜ日本の海運業は強くなったのでしょうか。