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オペレーションに隠された知恵 
 
 他社と比べ、御社は特にオペレーションが優れていると思います。それによって生まれた利益を、きちんと従業員の給料やスキルアップに使っています。これが結果的に次の競争力に繋がり、サービスが良くなるから口コミで入居者も増えるというわけですね。オペレーションと一言で言ってしまいましたが、うまくやる秘訣とはどこにあるのでしょうか。
 
 いかに優れたケアプランを作り、効率的に質の高い介護を提供していくのか。これが決め手になるのですが、やはり教育がカギとなります。1つはケアプランの作り方。利用者の状態別に細かく設定し、利用者に説明して最適なケアプランを作り出す。こんな訓練を繰り返し行います。また新しい介護の知識があれば、できるだけ早く全社員ができるようにする。たとえば以前は医療行為だった痰の吸引など、自社で講座を設けて教育する。できる限り介護の知識、技術の習得に努めてオペレーションに役立てる。
 もう一つは介護職員の1 日の業務スケジュールの決め方だと思います。効率良くできるよう、15 分刻みくらいでどんどん仕事が変わってゆく、きめ細かなプランを作ります。利用者1人1人違うケアプランを介護職員の1日の業務に落とし込む、効率的なオペレーションを実施しています。
 サービス付き高齢者向け住宅「C アミーユ」では、訪問介護職員の95%がパート社員です。ここでは入居者の募集と同時にパート職員も募集します。介護ヘルパー初任者研修(旧ホームヘルパー2 級)を持っている主婦の方たちに、時給1600 ~ 1700 円で募集をかけます。主婦は曜日も時間もポイントで働きたいので、どうしてもできない時間はフルタイマーがカバーする。フルタイマーも時間を持て余すという事がないわけです。これができるようになったので労務費というのを固定費から変動化し、パート比率を高めました。そのような形で、いつもどのようにしたら良いかと考え続け、検証しながらモデルを作っていきます。オペレーションひとつとっても隠れた知恵があるわけです。積み重ねが結果的に利益率の向上につながってきていると思います。
 
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