株式会社日本触媒

1941年の創業以来、独自の触媒技術を核に事業を拡大。酸化エチレンやアクリル酸、自動車・工業用触媒等を世の中に送り出した。「テクノロジー」を通じて「アメニティ(豊かさ)」を提供するTechnoAmenityのもと世界展開を進め、現在では紙おむつに使われる高吸水性樹脂で世界1位のシェア(25%)を誇り、家庭用品、家電・IT製品から自動車まで幅広い機能化学品を提供している。従業員の1/4が研究開発員であり、最終ユーザーと徹底的に向き合う姿勢で数多くの特許を取得し高評価を得ている。生産技術力においては、主力事業のアクリル酸分野で世界の生産工場の約半数が同社の生産技術を採用するほどだ。
次のステージは、世界経済に沿う成長が期待されるアクリル酸や高吸水性樹脂のさらなる強化に加え、革新的技術により新エネルギーや健康・医療分野で新規事業を開発育成することである。バイオマスの新規資源化プロセスを産学連携で開発、従来法と比較しバイオマス全体の高い利用効率を実現した。それから得た水溶性化合物群から、触媒技術で再生可能資源由来のアクリル酸や高吸水性樹脂の生産へと、未来を拓く技術に挑戦する同社に期待する。

【ファンドアドバイザー 歌代 洋子】