株式会社ダイセキ(9793)

昭和45年から産業廃棄物の処分とリサイクルに取り組む大手企業
リサイクル処理を通して循環型社会の実現に貢献している

 同社は、工場から出る廃油や廃液、汚泥などの廃棄物を回収し、きれいな油に浄化したり、燃料やセメント材料にリサイクルするなど、様々な産業廃棄物処理事業を営む企業として知られています。同社は産業廃棄物処理技術や、再利用可能な資源を回収してリサイクルする技術に優れていますが、同社の強みはそれだけではありません。競合他社が産業廃棄物のリサイクル事業に参入するためには、長い年月がかかる行政の許認可の取得が必要です。それだけでなく、廃棄物の処分に対してはダイセキのような処理業者だけでなく、廃棄物を生み出したメーカーも責任を負うことが義務付けられています。ゆえに、行政の許認可だけでなく、長年の実績が無ければ顧客から安心して廃棄物処理を任せてもらうことは難しいと言えるでしょう。同社は難度の高い廃棄物処理とリサイクル技術を開発し、昭和45年から廃棄物処理の実績を積み重ね、顧客の信頼を勝ち取ってきました。その結果、直近では2010年から2017年の間に売上高は平均6.2%で成長し、その期間の平均営業利益率は16%と、高い収益率を維持しながら事業を拡大してきました。持続可能な循環型社会の実現において、同社は大きな役割を担っています。

【アナリスト 加地 健太郎】