子供たちと一緒に、より良い未来をつくりたい!

尼崎でのサマーセミナー風景

私たちさわかみ投信は、自身の財産作りにさわかみファンドを買っている社員が多く、お客さまから「それは安心だわ」という声をよくいただきます。そこで今回は、元さわかみ投信の社員でファンド仲間、現在はさわかみ一般財団法人で子供向け経済ゲームを担当している上川をご紹介いたします。

金融ビッグバンを経験して転職

上川は2007年に当社に入社しました。入社前は銀行と証券会社で働き、投資信託の窓口販売も行っていました。転職の理由は、2006年に放映されたテレビ東京の『ガイアの夜明け』。当社が出演した回をたまたま観た上川は、以前雑誌で澤上篤人が独立系の直販会社を準備中という記事を読んだことを思い出し、本当に直販会社が立ち上がっていたことに驚きました。そして、興味を持ってファンド仲間となり、当社のセミナーに参加。金融ビッグバンで業界が大きく変わっていく中で働いてきた上川には、“投資は企業を支え応援する行動。どうせだったら、その行動でより良い社会や未来をつくろうよ!”という澤上のメッセージがとても心に響きました。そして、人を幸せにする金融をもっと知りたいと思い関西から上京、さわかみ投信に転職しました。

プレゼン大会でグランプリ獲得

さわかみ投信では、主に業務管理部で業務企画、相続手続き、送金処理等を担当しました。自分でもさわかみファンドを毎月つみたてで購入しました。そして、長期投資で世の中を変えられることをより一層実感していきました。

2014年、社内でファンド仲間の輪を広める方法を発表するプレゼン大会がありました。応募者は社員14名。その中で上川は見事グランプリに。幼少期に海外の子供が貧困に苦しむ姿をマザーテレサの映画で観て以来、ずっと解決したかった“子供の貧困”が軸でした。

「プレゼンでは子供に長期投資を伝えることを提案しました。貧困を社会から減らすために、経済は一人ひとりの行動でつくられていること、その積み重ねで未来が創られていくことを知り、みんなの力で社会問題を解決できることを伝えたいと思いました。また金融に携わる者として、社会のひずみで起きている子供の貧困に真正面から向き合いたいとも思いました。」

経済ゲームでより良い未来へ!

カードゲームで経済体験

プレゼンの内容を具体的に実行するために、さわかみ一般財団法人へ転籍した上川は、子供が経済を体感できるカードゲームを開発。現在は学校、NPO団体、地域等、全国各地を回ってゲームを開催しています。このゲームは勝ち負けではなく、“経済はみんなでつくっているもの“という気づきを得ることを目的としています。「実際の経済はあまりに大きすぎて、自分の行動が経済に影響を及ぼしていることになかなか気がつきません。だからカードゲームという形で農家、漁師、スーパーマーケットの3つの役に分かれて小さな経済をつくり、そこで自分の行動が経済に及ぼす影響を疑似体験してもらうことにしました。」 経済はきれいごとでは持続しないため、儲けたい、安く買いたい、というような人間の欲にもきちんと向き合うゲーム作りを心掛けているようです。

昨年は、学びのまち尼崎で開催された“みんなのサマーセミナーin Amagasaki”でゲームを行いました。尼崎市でも地域の課題解決を目的とするカードゲームを作られていて、市がもつ“みんなでまちを作っていく”というコンセプトと、”経済はみんなでつくっている”という上川のコンセプトが同じということで共感いただいたご縁でした。実際にゲームに参加した子供たちからは、「経済は自分とは縁が遠いものと思っていたけど、自分と関わりがあるもので、自分たちで作っていくものなんだと気づきました!」という声が寄せられたようです。

複雑な物事を分かりやすく伝えるのはとても難しい作業です。ゲームの開発には、彼女が金融機関で働いた経験や、長期投資を自分自身でやってみて分かったこと、そして学生時代に取得した社会科の教員免許と、彼女の力がすべて活かされているように感じます。お金や知識以上に、子供一人ひとりが持っている自立して生きる力を伸ばしたい。彼女の想いのすべてがこのゲームに丁寧に込められています。

ゲームに期待すること

長期投資を通じて子供の貧困問題を解決したい。上川のゲームは、この3年半で多くの参加者に気づきを与えてきました。実際の経済の見え方も変わり、行動に変化があった方もいらっしゃると思います。

最後に。今後の上川に期待を込めて提案があります。上川のカードゲームは経済をとても身近にしてくれます。是非、次は投資のカードゲームを作って、投資も身近に感じられるようにして欲しいと思います。私はセミナーで全国各地を回っていますが、投資に興味がない特に若い世代の方になかなか来てもらえず、もどかしい気持ちです。投資を単にお金儲けの手段だけでなく、より良い社会や未来を創るものだと、長期投資の素晴らしさを知らない人に一緒に伝えていきたいと願います。それが、最終的には子供の貧困問題を解決するための一つになると信じています。
【直販部 江藤】


左:さわかみ一般財団法人 上川 右:直販部 江藤

さわかみ一般財団法人
上川 智子
大学卒業後、銀行・証券会社を経て2007年さわかみ投信に入社。2015年さわかみ一般財団へ転籍。現在は自身で開発した経済ゲームを基に、子供たちに経済の本質を伝えるセミナーを開催中。

さわかみ一般財団法人HP
https://sawakami.org/category/child/