株式会社カナミックネットワーク(3939)

クラウドサービスを通して在宅医療・介護の情報連携を支援
地域全体で医療・介護の現場を支える包括ケアモデルの実現を目指している

カナミックネットワークは、在宅医療・介護の現場において訪問ドクターや看護師、ケアマネージャー、ヘルパー、薬剤師といった人たちが、緊密に情報連携するクラウドサービスを提供しています。従来の在宅医療の現場では、紙のノートや電話に頼って情報連携を行っているため、彼らの連携がスムーズにできないという問題が起きていました。しかし同社のクラウドにより、一人ひとりの患者に対して誰がどのような処置を行ったのかが簡単にわかるようになり、異なる病院や介護事業所に勤める人たちが、一つのチームとして患者のケアに集中することが可能になりました。さらに、同社のシステムに入力した介護記録から、自治体や被介護者への請求を自動で計算することができるため、現場の負担が軽減し、生産性の向上に役立っています。
2020年にはちょうど2人の働き手で65歳以上の高齢者1人を支える時代が到来します。かつ人手不足の今日において、医療・介護現場の働き手の確保と負担軽減はのっぴきならない課題です。現場の人たちの効率的なオペレーションを支援している同社のクラウドサービスにより、持続可能な形で要介護者・患者の方々を支える社会基盤の構築が期待されます。

【アナリスト 加地 健太郎】