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図2:第20期 パフォーマンス分析

対TOPIX配当込について中身を業種別資産配分(アロケーション)と選択(個別企業の選択)に分けると、アロケーションにおいては現金比率が高かったこと、精密機器へのweightが高く、銀行を保有していないことがプラスに寄与しました。一方で、株価が為替の影響を受けやすいガラス・土石のweightが高いこと、情報・通信、サービス業、陸運、不動産へのweightが低いことがマイナスに寄与し、アロケーション全体でマイナスとなりました。選択においては、精密機器、機械、ゴム製品、ガラス・土石での選択はプラスに寄与しましたが、化学、電気機器、陸運がマイナスとなり、選択においては±ゼロとなりました。トータルで見てみると精密機器、現金比率の維持、銀行への非投資、ゴム製品や輸送機器がプラスに寄与したものの、情報・通信への投資比率が低く、化学やガラス・土石、陸運、サービス業がふるわずマイナスとなりました。日経平均株価に対してもほぼ同様です(図2)。

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