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企業対談

2017.01

何が起きても長期投資家として冷静に企業を見ていく

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取締役最高投資責任者 草刈 貴弘

 さわかみファンドのCIO(最高投資責任者)は何を考えて投資をしているのか?
 
 今回は新春企画として、企画部の西島が昨今話題になっている国内外のトピックについて、CIOの草刈の考え方をざっくばらんにインタビューしました。
 
 是非、普段の誌面ではなかなか感じることが難しい草刈の考え方や人間性に触れてみてください!
 
 
 
 

 
2016年は予想外をどれだけ
想定できるかを感じた一年だった
 
 
西島(以下西) 2016年も本当にいろいろなことが起きましたね。熊本・大分の地震では多くの方が被災され震災の怖さをあらためて感じました。
 
草刈(以下草) 20年、30年と長期投資を続けていく中では、こういった天災はどうしても避けては通れない。それでも投資を止める訳にはいかない。ファンド仲間の方の中にも被災された方がいらっしゃったが、連日の報道を見る中で、そういった方々の将来のためにも、少しでも長期投資で支えていけるようにパフォーマンスを上げていかなければと改めて思ったね。
 
西 経済の面に目を向けても、日銀のマイナス金利やBrexit、トランプ氏勝利など、私なんかは予想すらできなかったことが起きましたが、草刈さんは想定済みだったのでしょうか?
 
 年初に市場関係者の多くが日経平均株価は上がるという予想を立てました。僕自身は、国内の市況が良くなっておらず株価だけが上がる要因がないため、株価は大きく下げると予想した。結果として、年の前半に株価は大きく下げたため、さわかみファンドとしては安値で仕込むことができ、そのおかげで、年後半のトランプラリーでパフォーマンスを上げることができた。運用としてはうまくいったけど、一方で日銀がマイナス金利を導入することは予想していなかったし、Brexitにも正直驚いたね。しかしながら、歴史を振り返れば予想もしなかったことが起こることはそう珍しいことではない。運用者としては、予想しなかった結果になることも想定し準備をすることの重要性を強く感じた出来事だった。
 

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