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「さわかみファンド」運用報告会2016にかける思い

「1年で一番緊張する日はいつ?」こう聞かれたら私は迷うことなく“運用報告会”を挙げます。2,200名もの方にお越しいただいた昨年も、一日中ずっと気が張っていました。ファンド仲間の皆様と投資先企業、そして我々が一堂に会するこの報告会は、運用調査部にとって活動の成果を披露する場でもあり、胸をはって良い報告ができるよう日々業務に励んでいます。

今年も9月10日(土)に横浜で「さわかみファンド」運用報告会2016を開催いたします。投資先企業にもブース出展という形で参加いただくことになっており、現時点(2016年5月30日)で34社が出展する予定となっています。日本に6,000を超えるファンドが存在する中で、さわかみファンドの投資哲学に賛同いただける企業がこんなにもいるなんて本当にありがたい限りです。だからこそ、ファンド仲間の皆様に自信を持ってお届けできる報告会にしていきたいと考えています。皆様には、本番に向けた準備の裏側を知ってもらうことで運用報告会に少しでも興味を持ってもらいたいと思います。そして実際に足を運んでもらい、出展企業との触れ合いの中で何故ファンド仲間の皆様からお預かりしたお金をこの企業に投資しているのかを感じ取って頂ければ、なお嬉しく思います。

 今年は例年よりも早い1月から投資先企業への説明をスタートさせました。3月まではCIOの草刈や企画部の西島と一緒にいくつかの企業を訪問し、さわかみファンドの投資哲学や運用報告会の趣旨、さらには本来あるべき投資とは何かという本質的なところまでお話しました。「運用報告会では直近の業績の話ではなく、長期的な目線に立った経営戦略について話をしてください。ファンド仲間の関心は、企業が将来に向けて現在どんな取組みを行っているかについてです。」直近の業績悪化で厳しい質問攻めにあっていたと話すIR担当の方が、そんな長期投資家と是非お会いしたいと話していたことがとても印象的でした。

 

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運用調査部長
岡田 知之

 出展されるいずれの企業も私たちが長い期間をかけて応援させて頂いている企業ばかりで、強い思い入れもあります。そして今年は三菱重工株式会社(99年8月より組入)、高砂香料工業株式会社(99年9月より組入)、株式会社トプコン(15年9月より組入)の3社が新たに加わりました。次回は、そんな企業様のブースを弊社アナリストと一緒に巡るアナリスト・ツアーについて書きたいと思います。

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