Sawakami Asset Management Inc.

CONTENTS
# タグリスト
 2010年10月16日徳島の坂東駅に降り立った。全行程40日をかけた約1,200km四国八十八カ所歩きお遍路の始まり。
 きっかけは、「夏休みの計画がないんやったらお遍路に行ってみたら」という妻の一言。
 201610_youyou1.jpg妻は1週間のつもりで言ったらしいが、せっかくなら八十八カ所を一気に回ってみたい欲求に駆られてしまい、広い心を持った家族と会社の仲間たちに送り出してもらった。
 ほのぼのとした景色の中で、芭蕉もこんな感じで旅をしながら、俳句を作ってたのかなと呑気に歩いていると地元の方とこんな会話が…「にいちゃん仕事やめたん?」「1か月半の休みもらったんよ」「あんた帰ったら席ないで!」リーマンショック後の景気低迷時期だったのでと妙に納得。
 しかし最初の山越えの下り坂でひざを痛めてしまう。出発してから1週間も経っていないのに膝が痛くて1日に10km歩くのがやっと。徳島駅付近を通るときに、「このまま電車に乗って帰ろかな?でもこのまま帰ったら皆に合わせる顔がないな~」と悩んでいた時、自宅で洗車をしていた地元の方が「今が一番大変なときなんや、頑張りや」と缶ジュースを手渡してくれた。おかげでなんとか気を取り直す。道中こんなことの連続。
 帰宅後1週間ぐらいは、何か変わったねと周りから言われていたが、結局はまったく何も変わっていないというのが家族および会社仲間の結論。50年も生きているので人間性がそう簡単には変わるものではないというのを改めて実感。とはいえこのお遍路でいろいろな方に出会えたことが、私の貴重な財産。特に記憶に残っているのは、宿泊した民宿のおかみさんのこんな一言「贅沢せえへんかったらなんとかやっていけるよ。それでええやん。」

直販部
大野 敦久

それまで経済的自立なんて難しい言葉を使っていたが、結局こういうことなんやねと腹落ち。さわかみファンドでこのような人を増やしたい!そんな思いで今も勉強会に臨んでいる。

関連記事
RELATED

「意気揚々と生きよう!」の他の記事
OTHER