さわかみ社員は個性あふれるキャラクターが勢ぞろい。
社員それぞれの日々の様子や想いをご紹介します。
明治大学での特別講義
修士号取得のご縁で明治大学商学部の教授よりご依頼いただき、授業内の外部講師招聘として壇上に立たせていただきました。タイトルは『長期投資の研究』でしたが、内容は就活へのアドバイスにも及び、黒板に“独立自尊”と板書しました。100分にもかかわらず学生さんの集中力には驚かされ、気持ちよく話せました。春の六大学野球(神宮球場)で聞いた明大応援部の掛け声「やっぱり明治がナンバーワン」が今も脳裏にこだまします。
【管理部 根本 幸治】
好きこそ、ものの上手なれ!?
「総領の甚六」を地でゆく我が長男は、中一にして親を上回る身長170cm超のおっとり君。そんな彼が最近熱中しだしたものが「将棋」。周りの同級生は、サッカーだ、バスケだと慌ただしく部活動に勤しむ姿を尻目に、彼は小学生が中心の街の将棋教室に入門。半年前はこちらが二枚落ちでも楽勝だったものが、今では平手で、こちらが先手でも歯が立たず…「何でもいいから、熱中した思い出を持って欲しい」、それがいつかはこの子が生きていく糧になる。時間は掛かったが親としての願いが叶いつつある今日この頃、こちらは小二の次男を連れて囲碁教室にでも通おうかなっと…
【戦略室 正木 準也】
旅をする本
星野道夫さんのエッセイ「旅をする木」に一本の線を引いて、「旅をする本」とタイトルの変わった一冊の本。その本の裏表紙には「この本に旅をさせてください」とのメッセージが。以来、幾人もの旅人の手から手へと渡った本は世界中を数十万キロも旅をし、持ち主と一緒に北極圏や南極点にも到達したようだ。何ともロマンがある。実はこの話をテレビで見てから私も棚に眠っていた「旅をする木」に人知れず一本の線を引いた。以来、出張にも旅行にも一緒に持って行き、車窓を眺めながらページをめくるのを楽しみにしている。旅の途中で読むこの本は、自分が生きているこの瞬間、この世界のどこかで、いくつもの違う営みがあり、それが思いもしないところで交錯し、影響を受け、これまでの人生で気付かなかった色があることを教えてくれる。気がつけば、私の本も数万キロの旅を共にした立派な相棒となった。いつか、この本とともにアラスカを訪れ、バーボンを片手にデナリを眺めながらページをめくる、そしてそこからアメリカ大陸を縦断し、最南端のウシュアイアでページをめくりながら旅を振り返る…。実は口に出すのも恥ずかしい、そんな野望が私の長期投資を支えている。
【戦略室 西島 国太郎】