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集おう! 運用報告会へ

なんと、多くのファンド仲間から「運用報告会」の存在を知らないという声を耳にした。それはそれは勿体ない。ならば、ここで改めてしっかりと告知をしたい。

来たる9月16日、第11回目となる運用報告会をパシフィコ横浜で開催する。さわかみ投信にとっては、一年に一度の大イベントであり、社員総出で迎える肝煎のお祭りでもある。
コロナ禍の昨年は長野から全国へのオンライン限定配信という新しい試みに挑戦。そして今年は晴れて二年ぶりの対面での開催だ。参加企業も全国からそうそうたる26社が集結。さぁ、開催まで一ヶ月。現場は熱気に溢れ、開催に向けて急ピッチで準備を進めている。

 

投資の先にはいつも「人」がいる

ところで、なぜ運用報告会は生まれたのだろう? それはひとえにさわかみ投信が直販投信だからだ。代理店を通さずに直接お客さまと繋がれる “ 直販”だからこその面白い接点をつくろう。皆が集まり「○○さん、お久しぶりですね」と言い合える同窓会のような集いも面白い。そして、長期投資の船出というワクワクするような体験を共有すべくこの報告会は生まれ、これまでの道のりがある。そして、さわかみ投信の運用報告会の最大の特徴とは、そこに投資先の企業も同時に参加するということである。この投資先企業も参加するというスタイルは第二回目の運用報告会から実施した。私たち自身の口から語る以上のものを披露したいと考えた末に。

ところで、皆さまにとって投資先の企業とはどんな存在だろう? きっと多くの投資家が無意識的に「企業=株価」として見てはいないだろうか?それはそれで一つの見方だ。実際、株価とは企業への期待であり、企業が未来に生み出す価値の指標である。では、その価値の源泉とは何だろう? それは事業だ。そう、株価とは企業に事業があるから存在しているわけだ。事業がなければ株価も存在しない。

では、その事業のさらに先には何が存在するだろう? それは事業をつくり導く“人” である。そう、私たち投資家は、本質的には株価という数字に投資しているのではなく、その事業、さらにはその先の人に投資をしているのだ。この「最終的には人に投資をしている」は忘れがちな真実だ。運用報告会では、さわかみファンドの投資先企業26社の事業とその事業を最前線で推進する人々と直に接することができる稀な機会でもある。これって凄いチャンスではなかろうか?

 

さわかみ投信もまた「人」

さわかみ投信についても同じことが言える。ファンド仲間は数多あるファンドの中からさわかみファンドを選択し投資を決断している。このことは上述のように、さわかみ投信という事業を率いる“人”への投資でもあるわけだ。横浜での運用報告会を通し、是非、さわかみ投信のメンバーと触れ合い、人間味を直接感じていただきたい。そして長期投資を歩む上で支えとなるような関係性の構築、そして未来への期待と希望を醸成できたならば何よりだ。

さわかみ投信とは運用会社である。運用とは結果が全ての世界だ。一時的な高揚は所詮ラッキーに過ぎない。再現性ある結果を実現するためには、投資先の企業に奮闘してもらうだけでなく、顧客との関係性が大きな土台となる。市場が大きく変動し暴落局面があった時に、顧客が離脱することなく長期の視点でむしろ買いのチャンスと捉えることができる。そんな長期投資の物語を共有できることが、結果、再現性ある大きな結果につながる。

投資家、企業、そして運用会社、この三人四脚こそがさわかみ投信の直販の最大の強みである。そして、そこから生まれた一つの結晶が運用報告会である。

 

さぁ開催まで一ヶ月。

多くの方々とお会いできることが今から楽しみでならない。2023年9月16日、是非、横浜でお会いしましょう。

 

【取締役戦略室長 熊谷 幹樹】

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