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2025年、生成AI大躍進の1年。その猛威はテキスト生成に収まらず、リアルタイム音声会話、画像生成、アプリの作成にデータ分析もお手の物。正直、データサイエンティストを夢見る現役大学生の私にとっては不安が募るばかりの1年…にはなりませんでした。むしろ、生成AIとの未来が楽しみになってきました。なぜなら、誰にも負けないぐらい生成AIを使い、学び、作ったことで、生成AIを「どう使うか」が脅威にも仲間にも成り得ることを知ったから。そんな私が考える、生成AI時代のデータサイエンスのキーワードは、「学問として」です。

 

多くの人にとってデータサイエンスはツールに過ぎません。そして、私もその1人でした。議論や提案に納得感を持たせるための便利なツールの1つで、それ自体に特に問題はありません。私が問題だと考えるようになったのは、このツールが盲目的に使われてしまうことです。ある程度分析の型があるのは確かですが、型に沿うだけなら生成AIの方が上手。そんな状況に違和感を覚えていた時、ある教授から「データサイエンスを学問として捉えてみればどうだ」という助言を頂き、これが転換点になりました。

 

正直最初は、全くピンと来ていませんでした。しかし、約9か月の暗中模索で何となく見えてきた「学問として」の視点が2つあります。

1つ目は、「理論を追う」です。データサイエンスがツールとして盲目的に使えてしまう理由の1つに、理論を知らなくてもそれっぽい結果が得られることにあります。しかも、生成AIによってそれは顕著に。そこで私は、結果を得ることで満足せず、「どんな仕組みで、どんなメリット・デメリットがあって、どう他と違うか」を知ることにしました。生成AIに聞いてみるのはもちろん、論文や本もたくさん読むように。これを繰り返す内に、当たり前の様で意外とできていなかった、「結果を疑い、プロセスを気にかけること」が自然とできるようになってきました。

これが2つ目の「常識を疑う」に繋がります。と言うのも、生成AIの提案に反対できるようになりました。そして、0から1を生み出すような深い議論ができるようになるまでに。生成AIの1を100にする力には驚かされますが、0から1を生み出すのはまだまだ。そこで、常識を疑う視点を持った人間と協働できれば、学部生でもデータサイエンスで0から1を生み出すことができると分かりました。

 

現在は、生成AIと一緒に生成AIを作っています(笑)。具体的には、生成AIの仕組みを利用した地域比較のための指標を開発する研究をしています。そしてありがたいことに、この研究で和歌山県データ利活用コンペティションの大学生部門、大賞を頂きました。実は高校生部門でも大賞を頂いており、史上初の2冠とのこと。方向転換したこともあり、ここ最近は成果が出づらく心が折れそうな日もありましたが、生成AIとの協働、間違っていないようです。今年も夢に向かって頑張ります!

 

▲ OSAKA DATA QUEST 2025にて優秀賞を受賞しました!

 

▲ 和歌山県データ利活用コンペティションでは大賞を受賞!

 

きぬがわ りょうた衣川 凌太

高校での探究活動をきっかけに、「尖った」データサイエンティストになるという夢を描く。気になったらまずはやってみるをモットーに、独学でデータサイエンスとプログラミングを習得、自ら大学教授や行政、企業と手を取り合う。

 


 

 

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