
内閣府と海洋研究開発機構の発表(2月2日)によると南鳥島沖の水深約6000メートルの海底からレアアースを高濃度に含む泥の引き揚げに成功。レアアースは強力な磁石など最先端技術に不可欠な産業のビタミンとされる鉱物資源です。世界生産の大半を中国が握る中、世界初の快挙であり、国産化の夢へ前進です。その2日後に日米欧による重要鉱物のサプライチェーン強化に向けた連携の共同声明があり期待感はさらにアップ。今後の採掘で覚悟すべきは某国・環境団体からのプロパガンダでしょう。「海底の環境・生態系破壊が激しいのではないか?」さて反論は如何に? ここであるガラス製造の中小企業の無くてはならない技術が光ります。6000メートルの水圧では通常の金属材料であれば潰れます。しかしガラスの超精緻な真球(中空ガラス球)は、その形状が水圧を均等に分散させるため、なんと深海でも割れない非常に高い耐圧性を実現します。その球の中にハイビジョンカメラを設置してエサで呼び寄せた深海魚を撮影=生態系が乱れていないことの画像証明。痛快です! 2021年に海底の画像映像記録方法として初めての国際規格ISO 23731を発行。ルール作りで固めて愚直に進む資源開発にゾクゾクしています。
【取締役最高投資責任者 黒島 光昭】


