Sawakami Asset Management Inc.

CONTENTS
# タグリスト

【坂下朋紀(直販部)へのインタビュー】

今回は、さわかみ投信が掲げる長期投資の考え方を若い世代に広めていきたいという想いから当社に参加した直販部の坂下さんのインタビューです。お父さまからのご縁で中学2年生の時にさわかみ投信の考え方を知り、自身の人生の指針とされてきたとのこと。長期投資の申し子とも言える坂下さんの話をお楽しみください!

▲左:直販部 坂下 朋紀 、 右:取締役直販部長 水上 成憲

中学生で当社セミナーに参加

水上 坂下さんは私が採用面接したけど、面接の時は驚いたなぁ。なんせ中学生の時に参加した当社セミナーでの澤上篤人会長との出会いが、その後の君の人生に大きな影響を与えていたなんて。

坂下 人生におけるターニングポイントでした。あの日を境に投資に対する印象が変わりました。それまでは投資と聞くと「お金持ちがしている、マネーゲームのようなもの」という印象でした。しかし、会長の「投機と投資は違う。投機はマネーゲームだが、投資とは自分の資産を育てることに加えて、社会にとって必要な企業を応援していくことにも繋がる」というお話に衝撃を受けました。「その会社が社会に必要だということを信じて投資をしている」というお言葉に、中学生ながら長期投資家の社会的価値を感じました。

水上 話を聞いて、実際に投資は始めたのかな?

坂下 まだ中学生でしたのでお金がありませんでした。ですが「社会にとって必要な」という言葉に感銘を受け、そこから「自分がやっていることは、社会のためになっているのか?」と常に自分に問うようになりました。

水上 投資できなかったとはいえ、長期投資家として一番大切なことを中学生の頃から自問し続けてきたんだね。いやぁ、立派だわ。とても25歳とは思えないよ。

 

父の影響

水上 そもそも、なぜ当社のセミナーに参加したの?

坂下 父に連れて行ってもらいました。父は大前研一氏が主宰する経営者向けのビジネススクールに通っていて、そこで会長が長期投資セミナーで講師をしているのを聞いてさわかみ投信を知ったそうです。

水上 そういえば、ご自身も大前氏とご縁があったよね?

坂下 はい。高校卒業後は、大前氏が学長を務めるオンラインの大学で経営学について学びました。オンラインの大学なので社会人の方も多く、多様なバックグラウンドを持つ方と共に学ぶことができました。

 

学生時代の経験

水上 一般的な高校生が選択しない道を選んだのはなぜ?

坂下 みんなとは違う経験をしてみたいという気持ちが強かったのだと思います。

水上 学生時代に経験したおもしろいエピソードはあるかな?

坂下 学業の傍ら、NPOでコミュニティ形成を学ぶインターンに参加し、寄付をコンセプトにしたコミュニティスペースの店長を任せてもらいました。このNPOの目的は「寄付文化を日本に広げる」ということです。私は運営責任者として、毎月の売り上げの管理や、店舗での企画の立案から実行に移すということを経験しました。仲間たちと1つの目標に向かってアイディアを出し合い、成功や失敗を繰り返しながらも、「常に動き続ける」という体験は私にとって大きな学びになりました。そもそも私が運営責任者を任されるきっかけとなったのは、このNPOに高校1年生から参加していたことにあります。7年間活動し続けてきたことで、様々な人から信頼を得ることができ、それが管理責任者という、普通の学生では体験することができない貴重な経験につながりました。

水上 地道な努力で信頼を勝ち取り成長の機会を得た経験は、何事にも代えがたいですね。

 

なぜさわかみ投信へ?

水上 様々な経験をしてきたにもかかわらず、なぜ当社へ入社しようと思ったの?

坂下 「株式相場の上下についていくのではなく、社会を支える企業に投資する」という考えを社会に広めていくために、長期投資の社会的価値を多くの方々に知っていただきたい、という思いから入社しました。また、さわかみ投信は、私の考え方の根源であると言っても過言ではありません。さわかみ投信のおかげで「お金ではなく、社会のために働く」ということを学びました。自分の原点であるさわかみ投信を通じて「社会のために何かしたい!」という気持ちが強くなったからです。

 

さわかみで働いていて感じること

水上 働き始めて半年くらい経過したけど、何を感じているかな?

坂下 「働きながら学ぼう!」という意識が強い方が多いと感じています。日常の業務をこなすのは当たり前ですが、それに対してプラスαを求めている社員が多く、自主的に勉強会や業務改善のためにミーティングを開催するなど、自ら動いて学ぶという姿勢にさわかみ投信の強みを感じます。わからないことがあればお互いに自分の知識を共有しあっていますし、わからないことを素直に聞きやすい環境もあります。「逆にわからないことを聞いてくれるのは、私にとっても学びになる」と言われたこともあり、この環境にとても助けられています。私が通っていた大学も「働きながら学ぶ」という社会人の学友が多かったので、社会人になってからも学ぶ大切さを聞いてはいたのですが、今それを体感することができています。

 

働くということ

水上 坂下朋紀にとって“働く”とは?

坂下 社会課題を解決することです。もちろん生活のためにお金を稼ぐということも大切ですが、自分の働きが社会に貢献できているのかということを常に考えています。社会に貢献していることにやりがいを感じているからです。さわかみでは「まだまだ日本では進んでいない、一般生活者の資産運用」と「投機と投資の違いを社会に広めていく」という社会課題を解決できると考えています。この考えは高校生時代から、学生団体やNPOで活動をしてきたことが強く影響しています。

水上 長期投資の申し子のような坂下さんに入社してもらえたのは、本当に心強いと今日話を聞いて改めて感じました。今のまま真っすぐに育っていって欲しいと心から願っています!今日はどうもありがとうございました。

関連記事
RELATED

「社員インタビュー」の他の記事
OTHER