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【柴山拓也(直販部)へのインタビュー】
今月からは、ファンド仲間と当社を繋ぐ最前線で日々奮闘する直販部ご縁の窓口のメンバーをご紹介!今回は、ファンド仲間の財産づくりのために生きるご縁の窓口グループ長、柴山拓也にインタビューしました。

当社入社までの経緯

水上 柴山さんは、当社入社前は証券会社で働かれていたんですよね?

柴山 はい。新卒で証券会社に入社し、リテール営業を約7年経験しました。

水上 なぜ証券会社を選んだの?

柴山 証券会社で働いていた父の影響と、大学時代は政治や経済の勉強が好きでしたので、漠然と金融機関で働いてみたいなと思い証券会社を選びました。フタを開けてみたら、妻も証券会社勤務、義理の父も証券会社勤務、義理の母は銀行勤務と、金融どっぷりの親族関係になっていました(笑)。

水上 それはレア(笑)。証券会社のリテール営業は大変だったのでは?

柴山 最初の2年は、新規顧客開拓のために電話セールスと飛び込み営業を平日5日間、朝から晩までやっていました。ほとんどの方に断られて、心が何度も折れそうになりました。よくよく考えると、突然知らない人から電話が来たり、家を訪問されたら断るのが普通ですよね(笑)。それでも、話を聞いてくださり口座開設していただいたお客さまが数多くいらっしゃって、自分が転勤・転職する際に涙を流していただいた方もいました。とてつもなくしんどい思いもしましたが、その分、証券会社時代に懇意にさせていただいたお客さまのことは今でも心に深く残っています。

 

なぜ当社へ入社しようと思ったのか?

水上 なぜ当社の門を叩いたの?

柴山 日本国民の財産づくりに貢献したいと思ったからです。証券会社時代は「お客さまのためになっているのだろうか?」と疑問を持ちながら日々を過ごしていました。毎月さまざまな金融商品の新規発売があり、小一時間ほどの勉強会によって得た知識だけで飛びこみ営業に奔走していたので、「今回の商品は本当に大丈夫なのだろうか?」と少なからず心配しながら販売していました。それだけに、当社がさわかみファンドという一つの商品だけを取り扱い、運用哲学や商品の性質をしっかり理解した上で販売できる直販体制に魅力を感じました。また、私には30代以下の長期投資家を増やしたいという想いがあります。私はバブル絶頂期に生まれ、成熟した経済の中で経済が成長するイメージが全くないまま人生を過ごしてきました。将来の年金問題などに嘆くのではなく、長期投資を通じた自助努力によって世の中を変えていけることを30代以下の日本国民に伝えたいですね。他の金融機関の場合、資産を多く持つ退職世代への販売に偏ってしまい、若い世代には労力を割きづらい環境がありました。だからこそ当社の経営理念にある「一般生活者の財産づくりをお手伝いする」というフレーズが私の心に刺さりました。

 

ご縁の窓口グループのおもしろさ

水上 ご縁の窓口グループで働くことのおもしろさを教えてください。

柴山 ファンド仲間の財産づくりや人生の目標を達成するためのお手伝いに100%集中できることです。私たちには特段営業ノルマのようなものはないので、ファンド仲間と真摯に向き合うことができます。長期投資の理念と異なる短期売買や、リスク許容度を越えた投資等をご希望されるお客さまには、財産づくりにあたって本当に適切な投資行動であるかどうかを対話しながら一緒に考えることができます。しばしば「余計なおせっかいだ」と言われることもありますが、会社や自分の利益のためではなく、ファンド仲間の財産づくりに徹して一生懸命提案した結果であり、かえってお褒めの言葉をいただいたのだと解釈しています。また長期投資の結果、経済的自立を果たしつつあるファンド仲間に対して、どこへ・どのようにお金を使っていくのかということを一緒に考えることができるのは当社ならではだと思います。金融機関はお金を増やす場所だと思っている方が大半だと思います。当社では、財産づくりができたその先の人生において、そのお金を使って何をしたいのかをファンド仲間と一緒に考えています。最近ですと、今はコロナ禍でなかなか行くことができなくなっていますが、海外旅行へいつか行けるようにしたいという声が頻繁に聞こえております。ファンド仲間の財産づくりの先にある目的は人それぞれ。その達成のために、どのように長期投資と向き合っていくべきかを共に考えています。

水上 印象的だったファンド仲間はいるかな?

柴山 過去の長期投資だよりでも執筆いたしましたが、生前贈与から親子の愛を感じた経験が印象に残っています※。親族間であっても、お金にまつわる話をしづらいこともあると思います。直販部ではお金と想いを繋げるお手伝いをしたいと思っておりますので、是非ご縁の窓口までご連絡ください!!

▲ご縁チームメンバー。左から 佐藤(裕)、佐藤(達)、柴山、岡澤

働いていて感じること

水上 当社で働いていてどう感じてる?

柴山 心からファンド仲間のために、頑張りたいと思わせてもらえる会社です。それは、ファンド仲間、社員にもギブの精神が備わっているからだと思います。そして長期投資の実践が財産以外に、人の心の中に“余裕”という副産物を生み出しているからではないかと思っています。また、販売姿勢という点で極端な営業やノルマが課せられない金融機関は世の中に存在しないと思っていたので、ファンド仲間の財産づくりに徹することができる販売体制を構築している当社は本当にすごいなと思っています。

 

働くということについて

水上 最後に、柴山さんにとって“働く”ということは?

柴山 自分の存在意義を感じることです。せっかく世に生まれてきたのですから、何か恩返しをしていきたいと思っています。

水上 これからも力強いリーダーシップでご縁の窓口グループを牽引していってください。期待しています。本日はどうもありがとうございました。

※出典:さわかみ投信HP(https://www.sawakami.co.jp/media/webmagazine/202003mate/

 

▲柴山より次回の岡澤へ、バトンタッチ!

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