Sawakami Asset Management Inc.

CONTENTS
# タグリスト

手前味噌ですが、本日(7月28日)おもしろい撮影がありました。今年のオンライン運用報告会に向けたコンテンツのひとつ“運用に迫る”の撮影です。新型コロナウイルスの影響で今年は一堂に会する運用報告会ではなく、オンライン版での開催になりました。そして実行責任者である村瀬からの発案で、本コンテンツを実施することになったのですが、私が社内の動きを見て感じたことをお伝えしたいと思います(文末の村瀬からのメッセージも是非ご覧ください)。

今年3月、新型コロナウイルスで相場が下落した際、運用調査部と直販部でミーティングをしました。そのとき運用の現場ではどのような投資行動をとっているのか、どのような心境・考えなのか、直販部にはファンド仲間からどのような相談が来ていて何を伝えていくべきか、第2波到来時にまた買うという心強い意見をいただいているなど様々なやり取りをしました。さわかみファンドでは暴落時に追加で投資できるように現金を用意している旨、ファンド仲間にかねてよりお伝えしてきましたが、今回新型コロナウイルスという想定外の相場下落が始まり、直販部の中ではどの程度企業の株式を買えているのかという声もありました。そんな中でのミーティングで「実際に買えている。ただこれまで準備してきたことを着々と進めているという感じだ」という運用調査部の言葉に「なるほど、やっぱりやってくれているんだな!」と改めて実感した瞬間がありました。

3月に行われた運用調査部と直販部のミーティング風景

投資信託とはお客さまとともにつくり、育てていくものです。将来に不安を感じやすい昨今ですが、だからこそファンド仲間にも本コンテンツを見ていただければ、より安心して保有していただけるのではないかと思いました。今回の撮影は3月とはまた別のミーティングではありますが、運用調査部員と直販部員が2時間ほど議論しているシーンを撮影し、10分ほどの動画3本にまとめているところなので、是非ご覧ください。

運用調査部員と直販部員の議論中の様子

「クビを覚悟で言いますが・・・」
「できていない点を指摘しているけど、そもそも直販部はファンド仲間とどういうリレーションシップをとりたいの?」

もしかすると動画ではこんなシーンが残っているかもしれません。動画の編集が終わり次第、オンライン運用報告会の特設ページで8月中旬から徐々に公開し、8月24日第21期決算日、9月5日オンライン運用報告会当日へと盛り上げていきます。なお私のおススメは、運用報告会当日の“オンライン懇親会”です。これまでのWebセミナーでオンライン懇親会を実施したところ、Facebook等で日本各地のファンド仲間がつながる機会に遭遇し「これはおもしろい!」と思い村瀬に頼んで企画しました。もちろん個々人の繋がりを強要するつもりはありませんのでご安心ください。ただ、なかなか出会うことのできないファンド仲間同士で話せるこの機会に、新たな価値観を得たり、これまでの経験を共有したり、楽しんでいただければと思います。皆さまのご参加を、お待ちしております!
(詳しくは「同号の運用報告会」をご覧ください)。

【直販部 中津】


【運用報告会実行責任者 村瀬より】

きっかけは今年3月のコロナショックでした。私は一昨年入社し、このような突発的な下落を初めて経験する中、ご縁の窓口でファンド仲間からのご相談等を承っていました。第2波が来るのかどうか、我々も未来は決してわからないというのが実情ではありますが、運用調査部員があらゆる可能性を想定していたり、その中で意思決定のプロセスや目線が共有できればファンド仲間の皆さまがより安心して保有できるのではないかと考えました。12万名のファンド仲間の声を直接聞く直販部員だからこそ持つ疑問がある中で、同じオフィスにいる直販部員は運用調査部員に直接聞くことができますが、ファンド仲間はセミナーなどに足を運ばなければなりません。コロナショックで基準価額が連日下落した時などに、どのような運用をしているのか知りたいという声が非常に多かったため、本コンテンツを通じて未来の不確実性に対して我々がどのように対峙しているか見ていただければ幸いです。

関連記事
RELATED

「直販部コラム:世の中をおもしろく」の他の記事
OTHER