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政府や地方自治体が、人々の動きを調整しながら経済を止めぬよう駆け引きが続いています。ご存知の通り、人の動きが活発になるにつれて感染者数も増えている状況です。緊急事態宣言の再発令も想定される中、ファンド仲間の皆さまは現状をどのようにとらえていますか? 先に少し、夏以降に私の周囲で起きたことを共有します。

母の勤め先(香川)にて
母:「葬儀で東京に行きたい」
企業側:「一筆書いたうえで、東京から戻ったのち2週間は自宅待機してほしい」

東北のファンド仲間とオンラインセミナーにて
「家族にコロナ陽性者が出た。それによって近所との関係が悪化し引っ越すことにした」

コロナ感染には十分気をつけなければいけませんが、過剰ともとれる行動制限や、何か(誰か)を阻害するようないくつかの行為を私は目の当たりにしてきました。上記は特徴的な事例ですが、皆さまの身の回りやお住いの地域ではいかがでしょうか?

先日、徳島の長期投資アンバサダーである泊氏から「阿波踊りが中止となり街が疲弊している」と伺いました。東京の夜も多少元気を取り戻しているように見えますが、気づけば大企業周辺の飲食店や私の住む中野でも閉店が増えている状況であり、地方はイベントの中止等あれば受ける影響は大きいはずです。緊急事態宣言が万が一再発令された場合、経済への影響と国民の精神的な疲労は相当なものになります。どうにかできないものでしょうか。

私はタイトルの通り、経済を止めないための工夫がしたいと考えています。今で言えばコロナの感染者数の増加要因はそれなりに把握されているため、対策の上でとれる行動もあります。例えば弊社では対策を万全にして対面型セミナーを11月25日に実施しました。現時点で開催可否は不透明ですが、次回予定の12月10日大阪会場はほぼ満席となっています。私たちが現地に向かうことで元気をお届けできるなら是非その声に応えたい。そしてそれによって生まれる消費という種を皆さまと蒔きたいと思っています。

今年4月、私のパートナーが医師という職業柄もありコロナ陽性者として診断されました。私自身は濃厚接触者として2週間自宅での待機を余儀なくされましたが、おかげさまで2名とも無事でした。我が身に起きたこともあり、私はコロナを軽視するつもりはありません。アフターコロナにはお店も再開して何事もなかったかのように活気を取り戻すのでしょうが、この間に資金が枯渇して命を落としている人もいます。だからこそ何とか経済を止めないようにしたい。

100年に一度の金融危機といわれたリーマンショックでは、パニック売りが発生し株価は暴落、経済も低迷しました。しかし10年もたたずに株価と経済は戻り、目の前では日経平均株価もさわかみファンドの基準価額もその頃を大きく上回る水準にいます(現状で満足しているわけではありません)。コロナについて思い返せば行動自粛が発表され、自粛自警団とも言われるものが登場し、それによってコロナへの恐怖心はその本質以上に高まりました。しかし気づけばこの警戒も、GoToによって忘れられつつあります。今、我々は投資環境も生活環境もワクチンに振り回されているところがありますが、不安・恐怖・危機に振り回されず冷静な判断・行動をしたいものです。

今週、阿波おどりネクストモデルというニュースが目に入りました。地元の方々の奮闘が垣間見え、動ける人たちは動いている証拠です。皆で今できることを模索し、あきらめず行動し続けましょう。

【直販部 中津 圭博】

 

【参考までに】
感染者の数字について東京都が詳細に日々開示してくれています。「過去最大の感染者数!」というニュースが届きますが、
その具体的な内容を見てみるのはいかがでしょうか?

・東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト
モニタリング項目(4)https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp

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