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【大野敦久、田中和則(直販部)へのインタビュー】

年齢!? 経験!?
そんなの関係ねぇ!!
~人生を賭けた、あるオヤジたちの挑戦~

左から 直販部 大野 敦久・直販部 田中 和則

今回は、資産運用業界未経験にもかかわらず50歳前後で当社の門をたたき、ご縁の窓口で日々奮闘する直販部の熱きオヤジたちを紹介します。

 

入社に至るまで

水上 今回は、直販部の長老格へのインタビューです。お二人は何歳で当社に入社したのですか?

田中 51歳です。

大野 46歳です。

水上 お二人とも初めての転職先が当社だった?

二人 はい。

水上 しかも、資産運用業界未経験とにわかに信じがたい転職ですが、前職は何をされていたのですか?

大野 メーカーで商品企画・開発にかかる業務や営業に携わり、当社へ入社する前はドイツに駐在した経験もあります。

田中 私もメーカー勤務で、知的財産権の管理業務や商品の開発・製造業務に携わっていました。また、工場立ち上げのためにタイに駐在した経験もあります。

水上 50歳前後で初めての転職、メーカー出身、海外駐在経験あり、業界未経験とお二人には共通点が多いですね。

 

さわかみ投信との出会い

水上 当社を知ったきっかけは?

大野 ドイツからの帰国後、所有していたマンションを売る必要が生じて、大きな損失を出してしまいました。資産運用の重要性を痛感し、何冊か読んだ本の中で当社の存在を知り、会長の著書「時間がお金持ちにしてくれる優雅な長期投資」を読み、その考え方に深く共感しファンド仲間になりました。

田中 90年代に自分で株を買っていましたが、よく分からずアジア通貨危機・ネットバブルに翻弄されました。投資はプロにお願いしたいと思い、雑誌で見つけたのがきっかけです。当時も様々なファンドがありましたが、さわかみファンドだけ毛並みが違うなって感じました。それから澤上篤人の本を読んで惹きつけられました。会長の本を読むと元気をいただけますね。

 

当社への入社

水上 なぜ当社へ入社しようと思ったのですか?

大野 前職で職場環境が大きく変化し、悶々とした日々を過ごす中、自分の将来について真剣に考え直すことが多くなっていきました。またドイツで働いていた時、一緒に働いているドイツ人が収入にかかわらず皆幸せそうに見えました。日本で働く人たちは、給料は高いし、物もあるけど、どう見ても目の前のドイツ人の方が幸せに見える。どうしたらよいのかなと漠然と考えていました。そこで出会ったのが前述の会長の著書。その時に日本人を豊かにする方法の一つが長期投資だと思いました。ファンド仲間になると、当時は月次レポートが月2回送られてきて、書いてある内容がすごく青臭くいつも「なんじゃこいつら! なんか活気のある連中だな」と思っていました。転職しようと決断したとき、何気なしに当社のHPを見ていると、人材採用のところに過去の経験不問とあり、いろいろ悩んだ末に、「いっちょ日本人を豊かにしてみるか」という想いを持ち、さわかみ投信の門を叩きました。

田中 タイ駐在時、タイ人の給料は日本人の20分の1でしたが、タイの人たちは笑顔で働いていました。その時、日本人はどうしてお金や社会に振り回されるのだろうかと感じていました。私はその頃から投資を本格化させ、会社に翻弄されない状況をつくり、今に至っています。周囲に振り回されない自分の軸とは何か、自分自身を何に投資するのかなどを皆さまと一緒に考えていきたいと思い、当社に入社する決意をしました。私の夢は、真面目に働いている人が報われる社会を作ることです。

水上 お互い海外での駐在経験が今に繋がっているのですね。

 

ご縁の窓口のやりがいや難しさ

水上 ご縁の窓口でのやりがいや、難しさを教えてください。

大野 大切な資産を預かることは、お客さまの人生をサポートするということであり、信頼を前提とした対応者自身の人間性が問われます。大変なのですが、ここが一番のやりがいです。その意味では、お客さまと喜怒哀楽を共にできる仕事だと思います。叱咤激励されることもありますし、余命が長くないお客さまからご連絡をいただき、自分の資産の活かし方(カッコイイお金の使い方)をお聞きして、感動で涙することもあります。こんな会社は他にないような気がします。

田中 相場に一喜一憂されている方が多いなと感じます。投資先の企業の方々は、人生を賭けてその企業で働いていらっしゃるので、その頑張りを優しく見守ってほしいなと思います。また、投資をきっかけにそれまで興味のなかったニュースも楽しく見え、人生が広がるのも投資の魅力です。こういう話に共感していただけると、やりがいを感じます。しかし結果を保証しているわけではありませんし、なかなか腹を据えていただくくのはお電話だけでは難しいなとも感じています。

 

当社で働いていて感じること

大野 常に本音で回答できるのはありがたいことだと思います。他社では、社の利益を重視する方針との葛藤があると耳にするからです。長い目で見たときに、お客さまの資産が増えていれば、おのずと信託報酬が増えます。よって、お客さまの資産が増えるためにはどのようなアドバイスをしたらよいかに集中できます。このような考え方を会社として持っているので、お客さまに本音で接することができます。

田中 月末のレポート発送作業に、当社のトップが率先して作業しているのに驚きました。また、口座開設の資料を請求していただいたお客さまに手書きで手紙を書いているのにも驚きました。効率とか数字に囚われていた私にとって様々なことが新鮮でした。この会社は誠実だってことは自信を持って言えますね。「お利口ちゃんは要らん」、「時にはお客さまと喧嘩をしても良い」との言葉も、他と異なり人間臭い会社だなと常々思います。

 

ファンド仲間から頂いたお花の前でリラックス

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