
こんにちは。NPO法人コハグの大貫です。さわかみ投信さまの「かなえたい夢プロジェクト」でご縁をいただき、コハグの定期コラムを掲載いただいています。
今回のテーマは「妊娠中の過ごし方と周囲の人にできること」。妊娠中に心がけたい過ごし方のコツをお伝えすることで、妊婦さんと一緒に働かれているみなさんにも役立つ情報をお届けできればと思います。
妊娠中の身体は「お腹が大きくなる」という見た目の変化が現れる前から大きく変化しています。例えば、妊娠初期はつわりや強い眠気、倦怠感などがあり、外見からは分かりづらい不調が続きます。この時期は不慮のトラブルに備えて周囲の方に妊娠を明らかにしていない場合も多く、体調不良があってもなかなかSOSを出しにくいという困難を抱えている方が多くいます。
中期以降はお腹が大きくなることに伴う腰痛や頻尿、後期には動悸や息切れなど、日常生活に影響する症状が出ることも増えてきます。これはホルモン変化や循環血液量の増加によるものであり正常な経過ですが、病気でないからつらくないということではありません。
このように身体にさまざまな変化が訪れる背景を踏まえると、妊婦さん自身が無理をしないことはもちろん、周囲の理解と配慮がとても重要になります。
まず妊娠中の過ごし方として大切なのは、何よりも「無理をしないこと」です。体調に波があるのが当然なので、調子のいい日もあれば、突然しんどくなる日もあります。そのため意図的にスケジュールに余白を持たせること、こまめに休憩をとることが大切でしょう。
また、日頃の食生活に目を向けることも重要です。妊娠中は特定の栄養素、特に葉酸や鉄分の需要が増加します。葉酸は胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減に関係し、妊娠初期に特に重要とされています。鉄分不足は貧血を引き起こします。適宜サプリメントなども活用しながら、身体を健康に保つための栄養を摂っていく必要があります。

妊婦さんを周囲で支える方に特に知っておいていただきたいのは、妊娠中は「見えない不調がある」ということです。つわりや倦怠感は外見からは分かりにくいですが、元気そうに見える=問題ないと判断せず、「どこかつらいところがあるかもしれない」と想像していただくことが大切です。
具体的には、業務量の調整や柔軟な働き方への配慮が挙げられます。例えば、長時間の立ち仕事や重い物の持ち運びを避ける、休憩を取りやすい環境を整えるといった対応です。また、心理的なサポートも大きな意味を持ちます。妊娠中はホルモン変化の影響で気分の波が起こりやすく不安やストレスを感じやすい状態です。「何かあったらいつでも言って」「無理しないでね」といった一言が、安心感につながることは少なくありません。
働く現場において妊娠は決して特別な出来事ではなく、多くの人が関わるライフイベントです。だからこそ、当事者だけでなく周囲の人が正しい知識を持つことが、安心して働ける環境づくりにつながります。
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