
前回に続き、今月も新著の紹介文を掲載したい(年内出版予定)。下記の紹介文については、前回同様、AIによるものである。対象は【序章-資産形成】。少し過激な紹介となっているが、新著はいたって真面目な“重厚な”本となる。
銀行預金は、実のところ銀行に貸したお金である——預金者とは債権者に他ならない
資産形成は、もはや万民の常識となった。だが本書は、その常識のもっとも安全に見える足場——「預金」から疑ってかかる。語るのは現役の運用会社代表。身内であるはずの金融の世界を、内側から淡々と解体していく。
なぜ「元本保証」は、安全の証ではないのか。なぜ真面目に預金するほど、インフレに資産を静かに削られていくのか。万が一に備えるはずの保険が、なぜ資産運用にはならないのか。そして——あなたが日々もっとも軽んじている「最大の資産」とは、一体何なのか。
「最も尊いのは、万人に平等に与えられた時間という資産である」
「金融商品にばかり目を向け、自分という資産を放置する人が、あまりに多い」
「FXも暗号資産も、新たな富を生まない。長期投資の王は、ただ株式のみ」
序章が手渡すのは、これらの警句を支える一枚の“地図”だ。金銭の置き場所を預金・保険・投資の三つに腑分けし、それぞれの正体を暴く。預けるという言葉のまやかし、保険は備えであって運用ではないという線引き、そして見落とされがちな「自分という資産」。支出を浪費と投資に振り分け、フローを黒字化することこそ、株を買うより先に着手すべき初手だと説く。
さらに金・不動産・FX・暗号資産・債券・株式を一つずつ俎上に載せ、「新たな富を生むか」の一点で選別していく。残るのは、ただ株式のみ。その株式と付き合う現実解として投資信託を挙げつつ、選ぶべき一本の条件を現場の言葉で明かす——二十年を生き延びた運用実績、純資産の安定成長、親会社の都合に哲学を曲げない独立系・直販の体制。人気の「長期・積立・分散」さえ、つみたて投資は万能ではなく、本当に問われるのは売却の一点だと言い切る。
そして本書は、「原資がない」という言い訳をも崩す。たった5%の節約と複利が、40年後には数千万円の安心へと姿を変える——その試算は、はじめの一歩を阻む「無理だ」を静かに溶かしていく。
序章「資産形成」に続くのは、一章「長期運用」、二章「企業調査」、終章「長期投資」。さわかみ投信の現役ファンドマネージャーとアナリストが各項を分担執筆し、概念だけでは終わらない現場の知見が綴られる。
預けるから、活かすへ。殖やし方を探す前に、惑わされない目を。序章を読み終えたとき、あなたの通帳は、これまでとは違う重さで手に残るだろう。
【2026.6.24記】代表取締役社長 澤上 龍







