
こんにちは。NPO法人コハグの久保田です。今回のテーマは「男性育休」です。コハグの産後ケア銭湯でも「夫婦で育休中なんです」とご夫婦でいらっしゃる方がいます。コラムを読んでいる方の中でも、育休を予定している方や、職場で男性同僚から育休の相談を受けることが多くなった、という方もいるかもしれません。育休を取る意思のある当事者の方はもちろん、それを支える周囲の方にとっても、「男性育休」に対するイメージを膨らませる機会となれば幸いです。
取得期間もよく考えて
令和6年に厚労省が発表した男性育休の取得率は40.5%で、近年大幅に増加しています。取得率が伸びる一方、「取得期間」はまだ控え目で、2週間以内の取得が約4割となっています。産後6〜8週間は、出産後の女性が妊娠・出産による身体の変化を戻す時期とされ、「産褥期」と呼ばれます。この「産褥期」はなるべく身体を休めるのが望ましいため、短くとも1〜2か月程度は男性が育休を取得できると良いと思います。
出産前の準備が重要
実際に「赤ちゃんのお世話をしたことがある」という方は少ないと思いますので、事前準備はとても重要です。事前準備のスタートとしておすすめなのは「母子手帳を夫婦一緒に取りに行く」こと。妊娠がわかると、行政へ妊娠の届け出を行い「母子手帳」を受け取ります。この際に、出産後に必要な手続きや、使える支援等の説明がありますので、ぜひ同席してください。受け取った母子手帳やリーフレットを活用し、以下のような準備ができると育児のスタートがスムーズになるでしょう。いずれも、男性が率先して調べたり、相談することで、妊婦さんは心強く思うはずです。
・出生届等、出産後の手続きを
・赤ちゃんの生活リズムや、必要なお世話やグッズ
・近隣の小児科
・出産後に頼れるサービスや場所の利用方法(産後ケア、ベビーシッター、子育て支援センター等)

育児が始まったら「睡眠」と「食事」を大切に
「睡眠」と「食事」は人間のメンタルヘルスの安定に重要と言われています。育児が始まると、「3時間おきの授乳」「夜泣き」などで、規則正しい生活が難しくなります。夫婦で交代で休憩を取り、睡眠時間を確保したり、外部の宅食サービス等も活用しながら食事を確保することを心がけてください。特に母乳育児の場合は母親の睡眠時間の確保が難しくなりますので、授乳以外の育児と家事は父親が中心的に担えると良いと思います。最近は育児にコミットする男性が増え「男性の産後うつ」も聞かれるようになりました。心の不調を感じたら、地域の保健師や心療内科等の専門家に相談してください。
育休終了後も、育児は続きます。育休を取得し、夫婦で協力して新生児期を乗り越えることで、夫婦の絆やお互いの理解も強まります。育児の足並みやスキルが揃うことで、育休後の育児もスムーズになるでしょう。ぜひ、大変ながらもとても愛おしい、貴重な育休期間をお過ごしください。
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NPO法人 コハグ
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