セミナーQA集 『自立して堂々と生きていこう』

SEMINAR QA

高市氏の「責任ある積極財政」の利点が分かりません。なぜ株価があがるのかも…ご説明お願いします。

2026.04.01 —
30代 女性
6件のコメント
  • #投資運用
  • #景気経済

回答者による回答

私も同意します。日本は国の借金が多く、積極的な公共投資や減税をする余裕など残されていないと思うからです。大盤振る舞いありきの野放図な財政政策には反対です。ただし安心・安全な世の中をつくり、将来にわたり日本の繁栄基盤整備に役立つ財政支出には大賛成です。財政状態に余裕がないからこそ、賢い使い道
を議論する必要があります。「責任」とは未来の日本を背負う将来世代に対する責任であり、現役世代は日本を強くする投資をしなければなりません。この文脈で未来の日本に貢献が期待される企業の株価が上昇するのは理解できます。一方そうではない企業の株価も上昇してしまうのは合理的ではありません。時間経過とと
もに企業の優勝劣敗が明確になると思います。さわかみファンドは長い時間軸で社会の発展と企業の成長を見極め、社会的意義のある企業を選別して長期投資を実践していきます。どうか安心してお付き合いください。

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おっしゃる通り、これまでの財政政策を振り返ったとき、「また無駄に多くのお金を配って、ただ国の借金を増やすだけじゃないの?」と疑問に思われる方もいると思います。ですが、高市さんの言う「責任ある積極財政」は無駄遣いをしないということです。これからの日本を強くするために、成長していくであろう分野をしっかりと見極め、本当に必要なものに投資をしようという考え方です。例えば、今話題である半導体やAIなど、日本の強みになる技術を持ち、日本を支えるであろう産業に期待を込めて投資するのです。そうすることによって、そこには安心が生まれ、これまで以上に設備投資や研究開発に力を注ぐことができ、雇用も生み出し、その結果、社会がより豊かになります。そういった世の中から必要とされる企業になるからこそ、成長に伴って利益を出すことができ、株価の上昇に繋がるのです。高市さんの責任ある積極財政は私たちさわかみ投信が大切にしている考え方と近いものがあります。私たちは、単に株価の上がり下がりを見るのではなく、世の中を面白く、必要とされ、価値を生み出してくれる企業を応援します。「責任ある積極財政」は、単にお金を使うことではなく、日本経済に良い循環を作るための政策なのです。ただ、意識していただきたいことは、今後政策への期待から株価が上がったとしても、その勢いに便乗したり、周りに振り回されるのではなく、ご自身が納得して応援したいと思える企業かどうかをしっかり判断して、投資を行っていただきたいのです。

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高市氏の掲げる責任ある積極財政の利点は、政府が起点となって経済の好循環をつくり、いわゆる失われた30年から脱却できる可能性がある点です。バブル崩壊以降、企業は目先の借金返済を優先し、設備投資を控える傾向が続きました。その結果、賃金も伸びにくくなり、消費が弱まり、企業も値上げができないという経済停滞の悪循環が続いてきました。これに対し、政府が重点17分野への危機管理投資などを通じて需要を生み、企業が再び投資しやすい環境を整えようとするのが積極財政の考え方です。日本経済が再び成長軌道に戻るかもしれないという長期的な期待に市場が反応した結果、株価が上昇したと考えられます。一方で、現在の株高の主な要因は、世界的なAI・半導体関連の上昇です。日経平均を牽引している上位銘柄の株価が大きく上昇し、ここに上述政策への期待が重なった結果、日経平均が押し上げられているのが現状です。ただ、私たちは、こういった流行りにのることは主眼としておりません。短期的な株価の上昇を追うということは、同時に短期的な株価の下落に大切なファンド仲間の資産をさらすことにもなります。さわかみ投信としての責任は、目先の利益追求でもなく、他のファンドや日経平均に勝ちにいくことでもなく、目論見書に記載している通り、ファンド仲間の長期的な財産形成をお手伝いすることです。そのために、日本企業の持続的な成長力を丁寧に調査し見極めながら、ぶれることなく長期視点での運用を続けていきます。

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高市政権の「責任ある積極財政」は、経済を成長させるために政府が積極的に将来の成長につながる分野にお金を使うという考え方です。具体的にはAIや半導体、再生可能エネルギーなどの新しい技術への投資、また減税や補助金による消費促進などが挙げられます。この取り組みによって企業業績が上がり消費も増えることで経済の成長につなげる、すなわちお金を循環させることで強い経済圏をつくろうとしています。この方向性への期待感から株価の高騰につながっていますが、実需が伴うかどうかはこれからです。実需が伴わなければ株価が一気に下落する可能性もあります。「責任ある積極財政」には財源問題が同時に語られていますし、AI普及に向けてデータセンターを増やす必要性や、データセンターを安定稼働するための電力確保などの課題も多く見られますので、その動向を注視していく必要があります。大切なことはどんな社会にしていきたいのか、その実現性を加味しながら長期視点で資金を投じていくことです。さわかみでは10年、20年、30年先を見据えてしっかりと調査して投資先を厳選して投資をしています。期待感で様々な企業の株価があがっていますが、長期的には成長する企業や生活に欠かせない企業の株価が上がるものです。

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様々な要因があるとは思いますが、理由は非常にシンプルだと考えています。大多数の投資家が現在の株価を先行指標として見ており、高市内閣の政策によって企業業績が改善し景気も良くなるだろうという期待感が強いからではないでしょうか。「17の戦略分野」などを見ていただくと、実際に恩恵を受けそうな企業のイメージも湧きやすいと思います。また「責任ある」という信頼感を付加する前置きの言葉が添えられていることで、単なるばらまきではないという印象を与え、訴求力のある表現になっています。そうしたポピュリズム的な側面も含め、国民や市場も好意的に受け止めているのかもしれません。ただし、財源をどうするのかといった懸念があるのも事実ですし、さらに外部要因として、一層緊張感を増す地政学リスクも無視できません。正直なところ短期的なリスクやリターン要因を考え始めればきりがありません。私たち、さわかみ投信が見るべきなのは企業そのものとその将来性です。もちろん、利益を上げられる企業であることは重要ですが、それも含めて持続可能な企業かどうかを見極めることが大切です。政策に踊らされない胆力を持つ企業を丁寧に調査し、粛々と応援投資を続けていきます。この姿勢はこれからも変わりませんので、どうぞ安心してください。

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高市さん。面白そうな総理が出てきましたね。高市さんの掲げる積極財政とは「日本の景気を押し上げる」ということです。私たち国民にとっては、ガソリン減税や給付付き税額控除などの施策を行うことで、可処分所得を増やします。その浮いた分のお金で国民が更なる消費をすれば経済は今以上に循環します。また、市場が見ているのは、高市さんの企業に対する視線でしょう。いわば高市銘柄といわれる企業は、政府からの補助金(設備投資負担の減少)や国家との長期契約(売上の確約)が期待されています。この期待によって株価が上昇しているのです。また、彼女は国債の発行を加速させ「借金」をつくります。国の借金量が増えると「円」の価値は下がり、円安に向かいます。実際に高市さんが首相になってから、円安は加速しています。これは、一概に悪いこととは言えず、日本の輸出企業にとっては売上の額面が増えるため業績を上げることができます。よく、株価=実績(EPS)×期待(PER)といわれます。現在の株価上昇の要因はこれらだけではありませんが、高市さんが首相になってから、業績も期待も上昇しているため、株価の上昇が起きていると考えられます。

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