セミナーQA集 『自立して堂々と生きていこう』

SEMINAR QA

金利が上がりつつありますが、しばらくは変動型の住宅ローンでよいのでしょうか。
メディアでは、まだ変動型のままでいいと言う人もいます。

2025.05.01 —
40代 男性
7件のコメント
  • #景気経済
  • #金融一般
  • #他金融商品

回答者による回答

お客さまはどうすればよいと思われますか? これからも状況は都度変化し、そのたび判断に迫られます。メディアなどの情報を参考にするのはよいのですが、大切なのはご自身で考えて決めること。その繰り返しはいずれ住宅ローンだけでなく、あらゆる物事の判断軸を養うことに繋がるでしょう。当社社員の回答を以下に記載しますが、納得できる選択はご自身だけが可能です。なお私は固定金利派です。アレコレ悩む時間を削ること、そして不確実な未来への挑戦のために一つでも確実性を得ておきたいと考えるからです。私がとりたいリスクは、さわかみ投信やグループの発展とファンド仲間や投資先企業との未来づくり…そこに集中するために個人的な悩みは極力遠ざけるよう努力しています。能動的に関われば、未来はもっと面白くなりますよ!

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理屈だけで言えば、低金利のうちに固定にするのが王道。でも現実はそう甘くないです。固定金利は変動の2~3倍と高コストですし、これから金利が上がると言われても、上がるスピードも幅も不確か。最悪なのは、変動で組んで高金利に突入するパターン。結局のところ、重要なのは「どの金利が正解か」ではなく、「自分の家計にとって耐えられるか」。未来を完璧に読むことはできなくても、家計簿は読める。自分の収入と支出は把握できる。冷静なシミュレーションこそが、最大の防御策ですね。

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過去30年以上にわたり、日本の金利は一貫して低下してきました。そのため、変動金利を選ぶことが相対的に有利な状況が続いていました。しかし、それが今後も永続するとは限りません。金利は数十年単位の大きなサイクルで変動します。コロナ以降、賃金や所得の上昇、そして円安の影響も重なり、足元では金利が上昇し始めています。意見はさまざまあるものの、一度始まった大きなトレンドはそう簡単には止まらないと考えています。米国では、約9割の人々が固定金利型の住宅ローンを利用しており、金利が低下すれば借り換えるというかたちで固定金利をうまく活用しています。日本でも、同様の方法を検討したり、固定と変動を組み合わせたりするなど、これまでとは異なる住宅ローンの選び方を考えるべきタイミングに来ているのかもしれません。

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今、住宅ローンを変動型のままにしておくかどうかは、まさに人生を左右する大きな決断です。「あなたの人生設計にとって最良の選択は何か?」をしっかり考えて、金利の動向だけに左右されることなく、今後の家計の安定を見据えた決断をしてほしいと思います。確かに、現時点では政策金利の上昇が緩やかで、変動型のままでもすぐに大きな影響はないかもしれません。しかし、今後の経済状況や金融政策の変化によっては、金利がじわじわと上がり、気づいたときには毎月の返済額が大きく膨らんでしまうリスクが潜んでいます。そのため、今のうちに金利上昇のリスクに備えることが、将来の安定に繋がります。もし、固定金利に切り替えるのであれば、将来どんなに金利が上がろうとも返済額は変わらず、安心してライフプランを組み立てることができます。さわかみ投信では、長期的な安定と安心を最優先に考えた投資戦略を提案していますが、この考え方は住宅ローンにも通じます。目先の金利の差に惑わされず、将来のリスクを避けるための選択をすることが、あなたとご家族の未来を守る鍵となります。もちろん、固定金利への切り替えが正解とは限りません。変動型を続けるか、固定型にするか、または両方を組み合わせるミックスプランを選ぶかは、あなたのライフスタイルやリスク許容度によって異なります。だからこそ、さわかみ投信のように、自分の未来にとって何が最も大切かを見極めることが重要です。住宅ローンは単なる“お金の借り方”ではなく、あなたの未来を形づくる重要な“人生の戦略”です。今こそ、あなたの将来を守るために、一歩踏み出して最良の選択をしていきましょう!

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固定か変動かは金利動向に左右されます。でも、実際のところ将来の金利を正確に予測するなんて無理な話です。住宅ローンは長期の返済計画になりますから、ご自分の性格に合うほうを選ばれたら良いのではないでしょうか。たとえば私なら固定型にします。自分の努力の範囲外にある経済情勢の変化で将来の返済額が変わるなんてハラハラ感はまっぴらごめんですし、ここ20年近く続いてきたゼロ金利政策は真っ当なものとは言えないと思っています。金利の潮目はすでに変わりつつありますが、マクロの長期的な展望、ご自身のストレスにならない返済の形を考えて、金銭的な観点以外もあわせて選ばれたほうがよいと思います。固定・変動を組み合わせたミックス型とか色々と種類もあるようですが、考えすぎるのも落とし穴です。所詮、経済は完璧には予測できません。ある意味投資で自己コントロールできるのは、リスク許容度をあらかじめ定めておくこととお金に対する想いの託し方だけ。割り切れば、意外に後悔の少ない選択ができるかもしれません。

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約17年ぶりの利上げによって、多くの皆さまの悩みの種になっていることと思います。このまま変動金利のままで良いのか?というのはすなわち「今後も利上げが続くのか」というところがポイントでしょうか。利上げは、住宅ローンに限らず、自動車等さまざまな借入に大きな影響を与えますが、マイナス金利政策が解除された今、今後も金利がある程度上昇を続けると考えて良いでしょう。あるいはトランプ関税など全世界的なイベントをある種のリスクと考えて固定金利に切り替えてしまっても良いかもしれません。固定金利はなんといってもその先行きが見通せることの安心感が魅力ですよね。多くの皆さまにとって家を買うことは大きな決断であると思いますが、そうした決断に対して変動要因が一つでも少ないことは、人生設計を容易にし、仕事や子育てなど他のライフイベントに、より集中した生活を送ることにつながるかもしれません。十分ご理解いただいているかと思いますが、結局は性格や思考の差で、安心感を取るか、今後の金利上昇はそこそこと踏んで変動のままにするかという判断に落ち着くかと思います。しかし固定金利に踏み出す前に、もしご資金に余裕があれば繰り上げ返済をご検討されたり、元利均等返済を選択されている場合には次の更新まで様子を見てみるのが良いかもしれません。変動金利のままで良いかどうかは結果論でしか分かりませんが、トランプ関税や消費物の値上げなど家計を圧迫するようなニュースが飛び交う昨今、少なくともメディアなどの情報は鵜呑みにせず、慎重な判断をされるのが良いかと思います。

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私が住宅ローンを組む場合、断然、固定型です。変動型も固定型もどちらもメリット・デメリットがありますが、固定型のわかりやすいメリットは「返済の計画が立てやすいこと」。これは、ローンを組むことと株式投資で資産形成を行うことの共通点でもあります。ローンを組む際でも株式投資をする際でも、どちらも生活に必要な資金を計算し、無理のない範囲で金額を拠出していくと思います。つまり、何かにお金を投じる際は何のために、どのようなペースで、という目的とそれに対する計画性が結果を左右します。それがなければ、株式投資においては目の前の株価を追いかけ、ギャンブル的になってしまいますし、ローンを組むにおいてもいつの間にか生活を圧迫してしまいます。結論をまとめると、まずは自分自身の生活が最優先です。そうでなければ企業は応援できません。企業を応援しともにいい世の中をつくっていくことはもちろん重要ですが、それよりもまずは自分自身が幸せに生活できているかを大切にしていただきたいです。

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