セミナーQA集 『自立して堂々と生きていこう』

SEMINAR QA

さわかみ投信はなぜ株式にこだわっているのでしょうか?債券も企業を応援するという意味では同じ気がします。

2026.01.05 —
40代 男性
4件のコメント
  • #商品性格
  • #他金融商品

回答者による回答

株式にこだわる理由は、私たちが「長期投資とは世の中をより良くしていくための手段」だと考えているからです。株式を持つということは、単なる値上がりを期待するだけではありません。その企業のオーナーの一人として、未来を一緒につくっていく立場を選ぶということなんです。一方で債券は、お金のやり取りという点では確かに重要ですが、返済を前提とした“貸し手”という立場にとどまり、経営に関与することはできません。企業の挑戦や未来の方向性に対して、意思をともにする仲間にはなりきれないんですね。私たちが「株式こそ投資の王道」と考えるのは、企業を本気で応援しながら、その成長や挑戦をファンド仲間の皆さまと一緒に楽しめること。そして何より、投資先企業とさわかみ投信そしてファンド仲間の皆さま。この“三人四脚”で未来をつくっていくスタイルこそ、私たちにとって何より重要だからです。だからこそ私たちは、「この企業はどこへ向かっているのか?」「社会にどんな価値を届けようとしているのか?」を共に知り、考えることを大切にしています。値動きだけを追うのではなく、未来を描きながら歩んでいく。その過程をぜひ当社イベントの運用報告会や企業訪問ツアーを通じて体感してください。私たちはこうした実体験のワクワクもまた、長期投資の醍醐味だと考えています。

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資金調達という観点では債券も株も同じなので、投資家が企業を応援する姿勢は同じ方向を向いています。さわかみファンドも投資環境次第で債券にも株にも投資できる仕組みです。しかし債券と株式の商品性が決定的に違うため、投資家の応援姿勢には明確な違いがあります。債券は借金ですから満期が来たら企業は利息と元本を返さなければなりません。本業が不調なときには事業拡張に必要な資産さえ売却を迫られ現金を用意しなければなりません。投資家は企業の新事業の進出や大規模設備投資などを苦々しい思いでみることになるでしょう。一方株式は投資家の自己責任で企業を応援します。企業が目論見通り成長すればその果実を青天井で享受できます。もちろん成長シナリオが実現しない場合や、最悪、破綻して紙くずになっても投資家の責任です。投資家は適切なリスク管理のもとで企業が前を向いて進歩することを歓迎します。さわかみ投信の経営理念の一つに“おもしろい世の中づくり”があります。リスクを取って社会を前にドライブさせる企業を応援したくなりませんか?皆さんの投資資金は単に経済的リターンを得るためだけではなく、未来創造に貢献する大切な資源です。

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「株式投資の方が合理的」そして「ロマンがある」からです。大前提として、さわかみファンドはバリュー(割安)投資をポリシーとしており、その時々で最も割安な資産に資金を振り分けるファンドです。日本は長年続く低金利政策によって債券利回りも低位(債券価格は高位)で推移しています。足元の金利は上昇傾向ではありますが依然としてその水準は低く、新発10年国債の利回りであってもインフレを加味すると逆ザヤ(損をする)状況です。金利が大きく上昇して債券価格が下落し、債券が株式よりも相対的に割安な状況になれば債券投資を検討する可能性もありますが、債券が未だに割安であるとは考えていないため、株式に投資しています。しかし、私たちは理路整然とファンドを運用しているのではなく、ロマンを運用のエッセンスとして添えたいとも考えています。株式投資なら、企業が成長する方向へパートナー株主として伴走することができます。債券投資は発行時に条件が確定して、リターンにも一定の枠が設けられますが、株式投資なら株主からの働きかけと企業努力により企業価値・投資リターンを青天井に上昇させることもできるのです。株式投資は金融商品という枠を超え、良くも悪くも無限の可能性を持ち合わせていると考えます。私たちはそれを、ロマンという青臭い言葉で表現しますが、それが合理的な投資行動であるとも考えているため、株式投資にこだわりを持っているのです。

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債券にはない、株式ならではの魅力を2つ挙げます。1つ目は、株式を保有することで企業のオーナーになれることです。昨今、物言う株主の中には悪質なアクティビストも出てきました。彼らは企業のオーナーとして短期利益の追求のために、無理な人員削減やコストカットを求めたり、配当を優先して設備投資を後回しにするよう圧力をかけることがあります。しかし、さわかみファンドのように長期的な視点を持つ株主が存在することで、そのような短期的な圧力から企業を守る一助となります。本来、株主は理念の番人であり、企業の長期的な成長を支える存在であるべきです。長期の視座を持つ私たちのようなファンドは、その役割を果たす上で重要です。2つ目は、日常生活で嫌味な存在のインフレに対抗する手段として株式が有効であることです。インフレは最終的に企業の利益にプラスの影響を与え、企業価値の向上を通じて株価にも反映されます。一方、債券は利息が一定で、金利変動の影響を受けやすく、インフレに対しては相対的に弱いと言えます。私たちさわかみファンドには、投資家として企業の長期的な成長を見守るとともに、資産運用会社としてお客さまの資産を着実に増やしていく使命があります。

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