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スポット購入とつみたて購入でなぜ複利年率が異なるのですか?何か、有利不利があるのですか?

2019.02.28 —
40代女性
1件のコメント
  • #ファンド売買

回答者による回答

月次レポート2枚目上部の数値一覧のうち、複利年率「スポット購入」と「つみたて購入」ですね。ともに複利年率に計算し直したものなのですが、「スポット購入」は1999年8月のさわかみファンド設定時の10000円と直近の基準価額を単純比較したものに対し、「つみたて購入」はサービス開始時(1999年11月)から毎月1万円を買い続けた場合どうなるかを示したものとなります。具体的な計算方法の記載は割愛しますが、「スポット購入」は最初に投資して放っておくイメージですので、「つみたて購入」の方がより現実的な数字と言えるでしょう。複利利回りはあくまでも計算上の話であって、実際に存在するものではありません。基準価額がどのように動き、それに対してどのように投資してきたか・・・結果、投資した元金に対して評価額がどうなっているかがポイントです。例えば基準価額が急上昇した後の高いところをつみたて続け、直近で基準価額が大幅に下がったら大きな損失を抱えることにもなります。つまり、つみたてが万能なのではなく、投資時期よりも基準価額が高くなるまで待てるかどうかが重要なのです(安く買うのは結果論)。そういった意味では、スポットもつみたても有利不利はありません。但し、毎月投資をし続けること(つみたて)は、投資を生活の一部にするという財産形成において大切な要素を可能としてくれますので、その点では強くお勧めします。無理なくじっくりと投資ができるのがつみたてです。もちろん余ったお金を遊ばしておくのも無駄ですので、スポットも十分に使い道があります。

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つまり・・・どっちがよいのでしょうか?

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つまり、どらちでもOKということです。お客様の状況で変わります。ただ、つみたては財産形成という結果につながりやすいため、スポット購入かつみたて購入かで悩まれているのであれば、一旦その悩みを捨て、つみたてをベースに余裕があるときにはスポットと発想を切り替えると良いかもしれません。

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