セミナーQA集 『自立して堂々と生きていこう』

SEMINAR QA

世界経済は将来どうなるでしょうか?

2020.03.31 —
50代男性
1件のコメント
  • #景気経済

回答者による回答

短期では下落、長期では成長と考えています。足元の新型肺炎の影響もありますが、それ以上に負債によって景気を刺激していた政策が長く続かず、どこかで相場も経済も調整局面を迎えるでしょう。むしろ新型肺炎がそのトリガーの役割を果たしている状況です。しかし長い目で見れば、世界人口の増加によって生活に必要なモノ・サービスのニーズは増えていきます。また便利さを覚えた地球人の欲によって、質的にも健全に高まっていきます。それらの方向に応えられる企業の成長は否定できず、そういった企業が世界を牽引しながら50年後や100年後を形成してきます。然らば、生活者たる地球人がその経済にどう関与するかが重要です。悲観的に見るか、積極的に参加するか・・・その関与の仕方で経済成長のスピードやタイミングは変わってくるでしょう。株式でいえば、世の中に必要な企業は暴落時に買い、また未来に必要だと思われるモノ・サービスにしっかり消費しお金を回す。世界経済はご質問者も含めて動いておりますので、「どうなるか」ではなく「どうしたいか」の視点が肝心です。

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この先の世界経済はとても明るいと考えています。なぜならば、一つには今こうしている間にも世界の人口は増え続けています。日本はすでに人口減少社会になっているので、実感を持ちにくいですが、新興地域であるアジア、アフリカ地区、それから移民を積極的に受け入れて人口の増加している北米地域は、やはり現在でも世界の成長セクターです。そこに対して参入し、成長を取り込もうとしている世界的な企業、日本企業の存在があります。また日本のような成熟社会では、より良い商品、高級化した財やサービスを提供する企業の競争があり、またもっと本質的な社会課題を解決できる企業の存在が増してくる。先進国においては、そういった企業間の競争が起こり、またよりよい社会・経済が出現してくるのではないでしょうか。ただ目下の新型コロナウイルス禍のような感染症の拡大とか、日本では東日本大震災のような自然災害による紆余曲折を経ながら、世界経済も実現・成長していくと思われますので、企業成長と同じく、ブレずにわれわれも立ち向かいたいですね。

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