セミナーQA集 『自立して堂々と生きていこう』

SEMINAR QA

インデックスファンドに比べてパフォーマンスが低いことに対して何か対策をしていますか?

2024.05.01 —
40代 男性
4件のコメント
  • #投資運用
  • #商品性格

回答者による回答

え? 設定来の25年間という長期では、さわかみファンドはインデックスファンド(この場合、日経平均株価やTOPIX)に大きく勝っていますよ。そもそも財産形成を目的とする場合、相場に勝つことに意味はないのです。それでも強いて競争相手を挙げるなら…そうですね、物価上昇を上回ることでしょうか。さわかみファンドはリターンを追求するアクティブファンドです。ご存じの通り相場には波があり、その上下変動には大きなエネルギーが伴います。上昇には熱気、下落には…恐怖? そのような恐怖のさなかに社会に必要な企業を応援しようぜ、というのが私たちの長期投資。その際は多くの賛同者の力添えが必要になります。したがってリターンを上げ続けるために対策していることがあるとするなら…多くの皆さまとの対話です。対話からもたらされる信頼感・期待感がパフォーマンスの肝となり、したがって弊社は直販体制を貫いているのです。

もっと読む

対策は特別ありません。それはさわかみファンドは応援したい企業をしっかりといろいろな角度から見て選び、意思のある投資をしているからです。長期投資においては株価を追いかけるのではなく、その企業の価値をしっかりと調査し、長期で応援する気持ちがあるかどうかが重要になります。これまでのさわかみの基準価額の推移を見てみてください。ファンド設定時(1999年8月)、10,000円からスタートしておりますが、今では4万円超となっています。長期的に見ていただければ、アクティブファンドの実績を実感していただけると思います。私たちがこだわりを持って投資している企業の商品、サービス、技術等が私たち一般生活者にとって必要なものであれば、これまでの実績のように長期的に企業価値は上昇するでしょう。そうすれば自ずと株価も上昇し、ファンドの基準価額上昇に繋がりますので、一時的なパフォーマンスではなく、長期的なパフォーマンスを期待していただきたいです。

もっと読む

インデックスファンドに対して直接的な対策は行っておりませんが、円安によって過大評価されている株式市場の大部分に対しては積極的に対策を取っています。その主な対策の一つが、黒島最高投資責任者による純資産総額の約12%を現金保有とする決定です。このような現金保有は短期的にはインデックスファンドを下回る結果につながるため、難しい決断です。しかしながら大きな調整相場が来る際には、さわかみファンドは手元に十分な現金を持っており、安値で高品質な企業を購入できるようになります。運用調査部では現在、過少評価されている優れた国内企業を調査中であり、市場の暴落時にそれらを購入できることを期待しています。

もっと読む

特別な対策は取っていません。さわかみファンドはアクティブファンドなので、期間の取り方や基準とするインデックスとの優劣が違ってきます。運用方針として、市場を追いかける運用、つまりインデックスに何としても勝とうとする運用はしていません。ではどのような運用をしているかと言うと、愚直に良い企業を丁寧に分析し、10年先の企業価値より割安で買って、高くなったら売るという運用です。そしてその結果はどうか? さわかみファンドの設定来とTOPIXを比較すると、アウトパフォームしています。

もっと読む