セミナーQA集 『自立して堂々と生きていこう』

SEMINAR QA

もはや地球環境保護と経済成長は両立しないと考えます。経済成長を前提とした投資は地球にとって悪ですか?

2022.06.01 —
50代 男性
5件のコメント
  • #投資運用
  • #景気経済
  • #金融一般

回答者による回答

私は両立すると考えております。デジタルに物事を捉えるのではなく、どうすれば両立できるか一緒に考え行動しましょう! 個人の欲ではなく、社会の欲として皆で社会づくりに参加すれば必ず良い方向へ進みます。経済成長も地球環境保護も。それが最終的に個人の大いなる欲になればいいですね。

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以前お客さまに教えていただいたのですが、インディアンは7世代先のことを考えて生活していたそうです。このような考えを世界中の人々が持てば、きっと地球環境保護と経済成長は両立するのだと思います。

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一概に善悪の二元論で測れる問題ではないと考えます。地球環境保護を前提としたサプライチェーンの構築は、企業にとってコスト増につながることとなり、経済の効率性という意味では阻害されるでしょう。一方で、環境保護を考慮した取り組みは日進月歩で進化しており、政府も2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする目標を掲げています。過去の公害問題を鑑みると、環境保護に努めない企業に負担を迫る可能性も考えられます。すぐに環境保護と経済成長が両立するとは思いませんが、環境を保護する方向に向かったほうが経済成長につながる時代が訪れてもおかしくないと考えています。

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悪の定義次第ですが、仰る通りではないでしょうか。多かれ少なかれ、有限の資源を使って活動しているわけですから、どうしたって地球にとってマイナスです。でも経済活動の中で悪影響をできるだけ削減しましょう、というのは地球の延命措置に繋がりますから、人間サイドの理屈に過ぎないのでしょうけれど、五十歩百歩であったとしてもやらないよりやった方が良いですよね。ゼロかイチではなく、そういった活動については応援したって良いのではないのでしょうか。結局見る人から見たらどうあっても偽善でしかありません。言い出したらきりがなく、生きてはいけません。罪悪感と折り合いを付けられる落としどころを見つけて付き合っていくしかないのではないでしょうか。私個人としては環境保護や社会貢献をしていない企業より、している企業の方が応援したいし、社会のためになっていると思います。質問者様がそれでも応援したいと思える企業がないのであれば、投資で得たリターンをご自身で地球に還元するのも良いのではないでしょうか。

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大量消費・大量生産経済の時代は循環型経済の時代に移行していくと考えられますが、それでも経済成長は十分に達成可能です。生物多様性を維持しながらも経済成長を続けるためには、グローバリズムから地域自治に移行すればよいのです。マネー偏重主義から長期投資への移行が金融面では必要になります。なくなっては困る企業商品を普段は消費し、マーケットが暴落すればその企業を応援買いする。お金に意思を持たせることによりご指摘の問題は解決いたします。長期投資で増えた分はその地域の文化、伝統、芸術、スポーツ、環境に投資する。その意思決定ができるのは生活者投資家で、これからの日本はこれがいちばん求められると考えております。

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最近流行りのSDGsに対して違和感を感じるのは私だけでしょうか。持続可能な開発目標であるSDGsは、産業革命から始まった近代化の代償として生まれた環境破壊に対しての警鐘であり、各国政府に限らず先進国に属する企業は順守すべき問題です。そのような中、環境への取り組みを第一に掲げ、広く印象付けようとしている企業には一抹の不安を覚えます。これは持論ですが、企業が長期的に成長を遂げるには、その企業の基盤が堅固であることが前提としてあります。この基盤には環境への取り組みも含まれます。このような基盤があることを前提として経済成長を考えている企業こそが真の成長企業であり、この基盤が無いまま環境保護・経済成長の両立ばかりに注力している企業は成長企業ではないと考えます。ですので、経済成長がどのような前提の上で取り組まれているのか、この点が地球の将来にもかかっているのではないでしょうか。

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