セミナーQA集 『自立して堂々と生きていこう』

SEMINAR QA

金(ゴールド)に対する投資はどう思いますか?

2026.06.01 —
20代 男性
6件のコメント
  • #商品性格
  • #他金融商品

回答者による回答

いい質問ですね。正直に言うと、「金、買っておけばよかったな」と思う瞬間はあります。これは事実です。ただ、それはすべて“後講釈”です。上がったものは、いつだって魅力的に見えるものです。でも本質はそこではありません。金は、どこまでいっても金です。価値の保存はしてくれますし、インフレにも強く、安心感もあります。ただ、それ以上でもそれ以下でもありません。一方で、企業の株式は違います。その先に“人”がいます。経営者がいて、働く人がいて、「こういう未来をつくりたい」という意思があります。つまり、単なる価格の上下ではなく、物語に投資しているとも言えます。そして、その積み重ねが、結果として文明の発展に寄与していきます。私はどちらかというと、そちらにお金を置きたいと思っています。自分の資産が誰かの挑戦や社会の進化につながっていくほうが、意味があると感じるからです。ただし、金の投資を否定するつもりは全くありません。むしろ、不安定な時代においては”守り”として非常に優秀な資産だと思います。よって、結論はシンプルです。金は“守り”、株は“攻め”です。どちらが正しいかではなく、自分がどんな未来にお金を置きたいか。20代であれば、少しぐらい夢に張る選択もあっていいのではないでしょうか!

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投資対象というより一時避難的資産として金が有効な場面はあるでしょう。戦争やハイパーインフレなどの非常時に金への投資が有効であることは歴史が証明しています。金の価値の根拠は希少性で価格は需要と供給のみで決まります。極端にいえば、配当も利息も生み出さないし、社会に対する付加価値も生み出さないし企業の株式のような人間の知恵、工夫、努力、成長といったものを反映するわけではありません。「金人気の時は、人々が社会に不安を感じていて未来を信じられなくなってしまっている証拠ではないか?」と私は考察しています。不安ばかりだから投機寄りのお金が金投資に向かうような状況が続く社会は不健全だと思います。さわかみファンドは長期投資を通じたより良き未来づくりを一義としておりますので、未来に対して付加価値を提供していただけるような企業への株式投資が主体です。世の中になくてはならない企業への応援投資とはそういう意図なのです。話は変わりますが、当社では国立研究所の地質標本館の見学ツアーを定期的に開催していて、モンスターゴールドという日本最大級の自然金の結晶を見学します。さすがにあれは魅惑的です。金の魔力を感じるのも社会勉強の一つだと思いますのでご一緒に眺めにいきましょう!

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金をはじめとした貴金属は他のアセットクラスと決定的に異なる点が二つあります。一つは供給制約です。埋蔵量に上限があるほか、事実上採掘不可能な場所に眠っていることが金の希少性を高め、インフレが生じても金だけは価値が棄損しないと信じられています。もう一つは金自身が成長しないことです。株式は企業価値の上昇、債券はクーポンが投資の対価です。しかし金は成長もしなければ利息も付きません。金への投資とは、自分よりもっと“厳しいインフレ”がこれから訪れるに違いないと考える別の投資家の出現を待つことに他なりません。そして予想通り壊滅的なインフレが到来し別の投資家が金を買い求めにやってきたとき、あなたの金投資は「その部分だけ切取れば」大成功だったと言えるでしょう。しかし金投資以外の生活は果たしてどうなっているでしょうか? 恐らく色んな面で悪化しているのではないかと思います。壊滅的なインフレが到来した時、総合的に見てご自身の生活環境が以前と比べ改善しているかどうかは微妙ではないでしょうか。金に限らず投資とは誰も気づいていない中で、先回りの投資でリターンを得るものです。しかしどうせ先回りするなら、多くの人が生活に困る厳しいインフレ社会が到来して初めてリターンを得られる投資や、自分の生活環境の悪化を前提とした投資より、自由で自己実現を目指せる社会づくりに貢献する企業に投資したいと考えます。

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金への投資にご興味があるのであれば、挑戦してみるのも一つの選択肢だと思います。投資は実際に始めてみて、初めて見えてくることも多くあります。昨今、紛争などによる地政学リスクの高まりや、インフレの進行を背景に、資産を守る手段として金はかなり注目されています。一方で、株式や債券とは異なり、金はモノであり、言うなれば絵画やジュエリーを持つことに近いです。つまり、金そのものは金利を生まないため、その価格は基本的に需要と供給のバランスによって決定します。これに対して株式投資は、需給に加えて、企業が成長し利益を生み出し、企業価値そのものが高まることで、株価の上昇に繋がり、この点が金投資とは大きく違います。もし私自身が金に関する投資を考えるとしたら、金そのものではなく、金を採掘している企業の株への投資を検討します。理由は、投資の面白さは、自分の好きな企業を長期的に応援し、その企業が成長していくことであり、いわゆる推し活に近い面白さがあると思っているからです。もちろん、将来のための安定的な資産づくりの土台は、さわかみ投信にお任せください。そのうえで、無理のない範囲で、ご自身が面白いと思える投資にも是非挑戦してみてください。私たちさわかみ投信が何よりも大切にしていることは、資産づくりをきっかけに出会ったファンド仲間一人ひとりの人生に寄り添い、その未来がより豊かで面白いものになることです。

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やってみたいと思うのであればトライしてみればよいと思います。私の好きな言葉の1つに「コア・サテライト戦略」という言葉があります。これは、財産形成において土台をしっかり固めながら、ボラティリティの高い金融商品をたしなむ程度にトライするという戦略です。この戦略はストレスが少なく、余裕を持って財産形成を楽しむことができる点がよいです。さわかみファンドではボトムアップリサーチで個別企業の成長性が描ける約150社に投資をしておりますので、財産形成の大きな土台(コア部分)をつくることができます。過去27年間ファンド仲間の大事な資産をじっくりと長期投資で形成してまいりました。この思想は不変ですので、今後もお客さまの財産形成における強靭な土台として活用いただければと思います。他の方の説明にもあるようにメリット・デメリットは様々ですので、まずはコアをしっかり築いたうえで、リスク許容度の高いお客さまであればサテライト部分である余剰の遊びもたしなんでみてはと思います。

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金はいいですね、私は好きです。色、輝き、そしてなんと言っても持ったときの重さ。密度が高いため小さな金を持ってもずっしりと感じます。ただ、それはあくまでモノとしては好きだということで、投資対象となると少々考えてしまいます。投資とは成長にお金を投じる行為を通じた意思表現です。例えば、株式は発行している企業そのものだと考えれば企業は成長します。ひいては社会が豊かになることで私も豊かになれる。では金は成長するでしょうか? 金はいつまで経っても1gは1gであり、翌年は2gになるなんてことは決してありません。つまり金そのものは成長しないのです。ただ希少性があるため需要が高まれば金価格は上がります。ここ30年間の金価格上昇だけを見ると、投資先として魅力的に感じられるかもしれません。仮にお金を増やすことを前提に金を購入するのであれば、それは資本にお金を投じる投資ではなく、機会にお金を投じる投機です。一方投資は成長にお金を投じるため、成長により増えた分を皆で分け合うことにより全員がその果実を受け取ることもできるのです。したがって私は金価格が上昇しても社会が豊かになるわけでもなく、お金を投じた果実を受け取れる確率も低く、当てずっぽうに近い金の今後にお金を投じる行為はお勧めできません。一方、金そのものに魅力を感じ、モノとして所有しているうちに価格も上がってしまったというパターンはアリだと思います。

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