セミナーQA集 『自立して堂々と生きていこう』

申し訳ないのですが、保有期間を明示した情報は出しておりません。一方で毎月末にお送りするポートフォリオ面にて長期投資の威力を掲載していますので、参考にしてください。具体的には「投資損益」というものです。左隣の「評価損益」は現在保有する株式に対しての評価であり、仮に株価が大幅下落すれば多くの投資企業に▲（マイナス）が付くでしょう。それでは誤解を与えかねないということで、数年前より投資損益という欄を設けました。投資損益とは分かりやすくいえば、その企業さんとのお付き合いの中でどれくらいのリターンを積み上げたか、です。大きな相場のうねりの中で行った過去の利益確定分や配当金などを合計した数値となりますので、先の評価損益と比べ投資損益が上回っているのは長期投資の威力とお考えになってよいと思います。ちなみに、大半の企業が10年以上保有しています（途中の売買はあるが売り切っていない）。

上の2人のコメント以外にも、勉強会で社員に聞いたり、運用報告会で投資先企業の方に直接聞いてみるのも面白いかもしれません。ちなみにさわかみファンドは設定して約20年ですが、2019年7月末現在で105の企業に投資しており、その8割は10年以上保有しています。